ザ・フォーク・クルセダーズThe Folk Crusaders



帰ってきたヨッパライ
イムジン河
悲しくてやりきれない
何のために
青年は荒野をめざす
百まで生きよう
戦争は知らない
コブのない駱駝
加藤和彦とフォークル(前編)

http://www.youtube.com/watch?v=nRIVrcRCFVc








帰ってきたヨッパライ
作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング(松山猛)
作曲:加藤和彦 


音のみですが高音質です

当時の映像です
フォークルといえば、この歌です。1967年でしたか。高校1年生であった、私たちにとっては衝撃的な曲でした。

解散記念に創ったレコードのメガヒット。伝説の曲です。

2009年突然逝った、加藤さんがのんびりと歌う、帰ってきたヨッパライです
http://www.youtube.com/watch?v=4OfTo0N1ulE



イムジン河
         作詞:松山猛   作曲:高 宗漢        原詩作詞:朴世泳
1.イムジン河 水清く
とうとうと流る
水鳥自由に むらがり飛びかうよ
我が祖国 南の地
おもいははるか
イムジン河 水清く
とうとうと流る

2.北の大地から
南の空へ
飛びゆく鳥よ 自由の使者よ
だれが祖国を
二つにわけてしまったの
誰が祖国をわけてしまったの

3.イムジン河 空遠く
虹よかかっておくれ
河よ おもいを伝えておくれ
ふるさとをいつまでも
忘れはしない
イムジン河 水清く
とうとうと流る 


3番
(2000年新結成時バージョン)
イムジン河 春の日に岸辺に花香り
雪解け水終えて北と南結ぶ
ふるさとの歌声よ、渡る風となれ
イムジン河とうとうと青き海に帰る
原詩に忠実な李錦玉バージョン

リムジンガン水清く
静かに流れゆき
鳥は河よぎり自由に飛び交うよ
南の故郷へ
何故に帰れぬ
リムジンの流れよ
応えておくれ

悲しく水鳥は
南の岸で鳴き
荒れた野良にはむなしく風が立つ
幸せ花咲く祖国の北の歌
リムジンの流れよ
伝えておくれ




金蓮子の歌うイムジン江を
聞くことが出来ます。
イムジン河 フォーク・クルセイダーズ

元々、朝鮮民主主義人民共和国で創られ歌い継がれてきた歌でした。この曲を在日朝鮮人の友人から口伝えで教わった松山猛が、フォークルの加藤和彦に口頭で伝えたのです。口伝えのため、微妙に歌詞や曲の一部が変わってしまったことで、著作権上の問題が発生したのと、北の曲であることからの政治的な圧力もあったようで、発売禁止になってしまいます。このため、放送も「自粛」されてしまうことになってしまいました。
 それでも、私たちの心を強く捕らえることになった曲でした。

松山猛さん自身が、朝鮮学校でイムジンガンを聞いた頃の話を書かれています。
http://www.jinken.ne.jp/kyousei/matsuyama/
2005年に発表された井筒監督の『パッチギ』の主題曲として採用され、再度注目されました。
パッチギのでのイムジン河ですhttp://www.youtube.com/watch?v=ibh_sHE8YOc


悲しくてやりきれない
    作詞 サトウ・ハチロー
    作曲 加藤和彦
1.
胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか


悲しくてやりきれない

イムジン河の逆回転
http://www.youtube.com/watch?v=mvLm84fz8rE
イムジン河が発売禁止になった後、イムジン河を逆回しにした音からインスピレーションを得て作られたというのですが、良い曲です。 
イムジン
イムジン河を止められた、悲しみがあったのでしょうか。
2009年10月加藤和彦さんが・・・自死。悲しいことです。


何のために
        北山 修 作詞
        端田宣彦 作曲
1.
風にふるえる オリーブの花
白い壁の教会で
ゆれてかたむく 十字架のもと
一人の男が たおれてた

何のために 何を夢みて
歯を食いしばり 働いて死ぬのか

ゆれてかたむく 十字架のもと
一人の男が たおれてた


高校生の頃、よくく歌っていました。



青年は荒野をめざす
作詞:五木寛之 
作曲:加藤和彦 

1.
ひとりで行くんだ 幸せに背を向けて
さらば恋人よ なつかしい歌よ友よ
いま ウウウウ 青春の河を越え
青年は青年は 荒野をめざす

青年は荒野をめざす

懐かしい曲です。高校生の頃、仲間と歌っていました。

楽譜は「歌声サークルおけら」
http://bunbun.boo.jp/okera/saso/seinen_kouya.htm

百まで生きよう
作詞:北山修 
作曲:加藤和彦

1.
あなたの愛したこの道も
涙流したあの空も
百年たったら夢になる
甘い甘い思い出に

百年あるんだ人生は
決して楽ではないけれど
若者よ生きていて欲しい
百まで生きよう


「青年は荒野をめざす」の裏面の曲でしたが・・・・加藤さんにも100歳をめざして欲しかったです。



オー・パパ(訳詞:岩谷時子、作曲:Sir. Lancelot / L. Melody、編曲:ザ・フォーク・クルセダーズ)


戦争は知らない
     作詞:寺山修司 
     作曲:加藤ヒロシ 
1.
野に咲く花の名前は知らない
だけども野に咲く花が好き
ぼうしにいっぱいつみゆけば
なぜか涙が涙が出るの

戦争は知らない

新生フォークル




コブのない駱駝
       北山 修 作詞
       加藤和彦 作曲

「昔アラビアに
コブのない駱駝と
鼻の短い象と
立って歩く豚がいました
彼等は自分のみにくさを嘆き
アラーの神に祈ったのでした」

コブのない駱駝 コブのない駱駝
ハァ
みんなはオレをからかうの
ハァ
コブがないから楽だなんて
よくお聞きなさい
駱駝なんかじゃない
おまえは馬さ


フォークルらしい、実験的な面白い曲です

私の歌  高石ともやさんの歌  笠木透の作品集  平和
フォークル  サイモンとガーファンクル    「サウンド・オブ・サイレンス考」

手紙(アンジェラ・アキ) かりゆし58