
旅の絵本4作目はアメリカ編です。前作の舞台であったイギリスの植民地からスタートして独立。若々しい国家です、とはいえ忘れてはいけないのは先住民の存在です。 文化と自然を楽しみましょう。そして、アメリカと言えば映画です。各シーンに映画の場面がちりばめられています。そのうちどれだけ見つけられるか楽しみです。
「旅の絵本」4
2)星条旗のビル 旅人の目の前には、独立13州を象徴する赤と白のストライプと、現在の州の数を表すスターが描かれています。青地に描かれる星は50の州の数を表します。
10)吊り橋 海をまたぐ橋が見えます。雰囲気は、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ(金門橋)でしょうか。
20)旅人の向こうに熊がいます。グリズリーベア(ハイイログマ)のようです。ヒグマの仲間で、肉食傾向の強い、強力なクマです。家畜を襲うこともあり、おそれられていましたが、現在のカリフォルニアでは絶滅しています。ですから、ヨセミテなどに出てくるクマは、ブラックベアで、比較的おとなしいクマですね。映画『グリズリー』のイメージでここに出てくるのでしょうか。
22)橋が架かっています。こちらは間違いなくゴールデンゲートブリッジ(金門橋)でしょう。アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋が接続するゴールデンゲート海峡に架かる吊り橋です。主塔の間の長さ(中央径間、支間)が1,280メートル、全長2,737メートル。主塔の高さは水面から227メートル。1837年の完成時から1964年まで世界最長の橋でした。今でも、美しく観光名所です。その一帯は国立公園に指定されています。
2)ティピーが3つ描かれています。平原「インディアン」の組み立て式住居です。支柱が円錐状に立てられていて、テントの中央には柱がなくて、真ん中で火をたくことが可能です。煙などは中心の柱が交差するところから抜けていくのです。なかなか優れもののテントです。元々幕はバッファローの毛皮で作っていたようですが、後には布を使うようになります。絵のテントは、布を使っています。そして、ティピーにはバッファローが描かれています。
5)丸太小屋に住む開拓者の生活が描かれています。
6)小屋の前ではバターを作っている女の子がいます。ローラです。
13)バスケットボールを見ている3人は、開拓時代の服装ですね



3)家の周りにある4つのドーム状のものは、イグルータイプの釜です。
6)機織りをしている人がいます。布か絨毯か?
こいぬのアンガスは、見るもの、嗅ぐもの、何でも知りたがります。なかでも一番の関心は、庭の生垣のむこうから聞こえる、鳴き声です。いつもはつながれているアンガスですが、ある日スキを見て外へとび出し、いつも気になっていた鳴き声の主、あひるたちを追い回します。ところがあひるたちの強烈な反撃をくらい、家の中に逃げ帰り、しばらく何も知りたくないと思うのでした。
下の絵は、トムが手に入れたお宝の数々です。
トムソーヤの冒険のファンのHPです
13)左下の建物ですが、これはミズーリ州のハンニバルという町にあるマーク・トウェイン(Mark Twain)の少年時代の家と博物館です。
20)砦の前に、鹿皮の服を着て鉄砲を持った人がいます。子どもが紙切れを出して、サインをねだっています。
4)左手に何か棒状のものを持ち、窓から左足を出している人がいます。乗り出した足の所には何か板のようなものがあります。




10)男の子が2人何かしています。これも『トム・ソーヤの冒険』からですね|
by forest-door さん このサンタクロース、赤い服がトレードマークですが、もともと最初から赤い服を着ていたわけではないそうです。 コカコーラ社がコカコーラカラーである赤と白をつかってサンタクロースを描いたイラストを1931年に広告として使って以来、そのイメージが定着してしまったというわけ…。赤い服が当たり前としか思っていませんでしたが、そんないきさつがあったとは、おそるべし、コカコーラの宣伝力です… |
22)隣の家では、やたらたくさんの猫がいます。
0)旅人は 蒸気機関車が止まる駅のある町にやってきました。この鉄道は、ここまでで終わるようです。終着駅というわけです。機関車は西部開拓時代の蒸気機関車。
37)床屋さんの前を帽子をかぶった2人が走っています。誰かを追いかけているようにも見えます。
40)猫を従え、棒を持ってたくさんのアヒルを追っている女性がいます。
49)建物の上にあるのは風見でしょうか?風力計のようにも見えます。
世界大戦後も差別は残り、キング牧師等を中心に壮絶な公民権運動が繰り広げられるわけです)
2)子どもが薪を集めおじいさんが火をおこしています。これは、ユリー・シュルヴィッツの絵本『よあけ』からです。翻訳も良いですね。たとえば・・・
7)椅子に座って子熊を抱いている母さんクマがいます。これは E・H・ミナリックの『こぐまのくまくん』からです。絵は モーリス・センダック が描いています。センダックの絵は後でも出てきます。
13)川の上を子どもを抱いた女性が歩いています。こちら側では、男の人が手を広げて待っています。これは、奇跡でしょうか。
18)綿畑では、綿花の収穫の最中です左の『ミシシッピーの綿花プランテーション』"A Cotton Plantation on the Mississippi," by Currier and Ives の絵からです。




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『グレーと黒のアレンジメント 画家の母の肖像』 | ストウ夫人 |
42)後ろの家は、ストウ夫人が夏に使っていた家のように思います。(フロリダにあります)
47)女の子がカエルを見ています。
02)後ろの建物に「PRESERVATION HALL」と看板が掲げられています。
02)演奏をしている、右から2人目
13)帽子をかぶった馬が引く観光馬車が通っています。フレンチ・クォーターは、アメリカの観光地の中で、もっとも馬車の似合う街という評価をしている人がいました。町並みを見るのに、馬車の上からがベストなんだそうです。そして、本当に、帽子をかぶせられた馬もいるようです。
15)野鳥をスケッチしている人がいます。この人ジョン・ジェームズ・オーデュボン(John James Audubon,1785-1851)だと思われます。
17)シルクハットを看板にした帽子屋さんがあります。帽子屋さんの二階のバルコニー部分には、鉄柵が施されています。この鉄柵は、レース細工が施されています。
40)ミシシッピー川に怪しげな小舟が浮かんでいます。トム・ソーヤーの冒険がらみかと色々調べましたが?船の舳先に梟のようなものが繋がれているのも??
42)THE RIVER QUEENと書かれたひときわ大きな外輪船があります。

46)2頭の馬が袋に詰めた荷物を載せた荷車をひいています。荷物は、綿花でしょうか?
57)フレンチ・クォーターの一角と思わせる建物が並ぶ中でボクシングが行われています。
82)右上 野球をしている人たちがいます。アメリカ生まれの球技で、国技と言っても良いのでしょう。
1)中央にある特徴的な建物は、独立記念館(インディペンデンス・ホール)です。


03)独立記念館の向こうに、星条旗を縫っている女性がいます。彼女の名はベッツィ・ロス(Besty Ross) 。独立宣言の翌年1776年にワシントン(後の初代大統領)に、頼まれて作ったそうです。最初の星条旗です。この時の星の数は13個。青地の分部に、星の輪として表されました。
04)鐘を見ている人たちがいます。「自由の鐘(Liberty Bell)」です。その音は、1974年大陸会議の開催を知らせ、1776年7月8日、フィラデルフィアの市民をアメリカ独立宣言の朗読へと召集させたのです。
12)p19の右上の建物群もフィラデルフィアのようです。写真のあたりは、建国当時の街並みが良く残っている地域のようです。
25)銀行は今日はお休みなんでしょうか、ホットドッグ屋さんが、店を出しています。店の形自体が、ホットドックですね。こんな店が、本当にあるんですね。
29)パレードの先頭を、星条旗を服にした人が胸を反らして歩いています。
59)凧を揚げている人がいます。ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)です。彼は、アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者です。アメリカ独立宣言の起草委員の一人で、アメリカ独立に多大な貢献をした人です。しかし日本では、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことの方が有名ですね。
61)隣の建物の上には、ANNO1983と書いてあります。この本で、3回目ですね。
63)観光馬車があります。ここ、フィラデルフィアでも、観光馬車が活躍しているようです。


2)左下 パレードの出し物として羽根飾りを付けたアメリカインディアンの像が行きます。
4)ラッパを吹く子、櫛を持ったライオン、セーターを着たゾウ、(ピーナツを持った)クマ、太鼓を持ったカンガルーが行列を組んでいます。これは、マリー・ホール・エッツの『もりのなか』からです。


8)ページをまたがって、国連本部ビル(United Nations Headquarters)が描かれています。国連ビル写真

9)馬に引かれた山車に、踊っている怪獣がいます。モーリス・センダック(Maurice Sendak)の『かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things are)』からです。
14)船を載せた山車は、アイリーン・ハースIrene Haasの絵本『わたしのおふねマギーB(THE MAGGIE B)』からです。
16)鳥と卵を載せた山車があります。馬2頭で引いていますが、その馬の手綱をそれぞれおじいさんが引いています。
18)旅人の山車の左上 スカートを押さえている女性がいます。映画『7年目の浮気』のマリリン・モンローです。この地下鉄の通気口に立ち、白いスカートがふわりと浮き上がるシーンは映画史上に残る有名なシーンです。
21)建物を確認しましょう。o)で示した写真は、エンパイヤステートビルから北の方を見たものです。右の写真の真ん中手前の角がクリーム色のビルは描かれていませんが、そこから右は、安野さんが右側のページに描かれたものとほとんど重なります。
24)その手前に見えている細長くて、てっぺんに色々とがったものがついているビルは、東42丁目と41丁目(E41thSt、図書館通り)の間にある 『Lefcourt Colonial Building』です
29)上記のずれを上手く国連ビルで隠してあります。
34)屋上に星形がある建物は、これもエンパイヤステートビルから見える、『バイアコムViacom』のAstor Plazaです。バイアコムは、アメリカにある巨大メディアグループです。
35)鳥の絵の描いてあるビルは、五番街の東43丁目にあるビルかも知れません。右の写真に少しだけ見えています。(鳥の絵はありませんが)
36)ターザンの右にある長方形のビルは、五番街の奥の東47丁目のビルだろう思います。右の写真で奥に見えている暗いベージュビルです。屋上の形状が違いますが、たぶんこのビルだろうと思います。
85)ステッキを持って立つ男性と赤いドレスの少女と藤色のドレスの女性は家族かな
シーン12ウエストサイド物語(p23〜24)
4)背後でスカートを持ち上げて踊っているのは、ダンスホールのシーンです。[America]を歌い踊っています。
25)教会の前では結婚式です。(正確には、結婚式の後なんでしょうが)安野さんは、どの巻にも結婚式を用意されます。
36)抱き合っているカップルがあります。恋人同士でしょう。『ウエストサイド物語』のトニーとマリアだと思います。非常階段で「Tonight」を歌いながらのデートでした。
West side story Tonight(動画です)
39)その音に耳をすますかのように、犬が座っています。これはビクターのマークになっているニッパー(Nipper)のようです。
42)屋台が出ています。FRANKFURTERと書いてあります。フランクフルト風ソーセージということです。そして、それを使ってのホットドッグを売っているんですね。お客さんはセーラー服を着た水兵さんですかね。





