お世話になった施設紹介

 ネイチャーゲームの指導を中心に、全国の施設に行きます。その時々の条件のなかで、下見をし2日間なり3日間、時には4日間の講座を組み立てることになります。これまでに訪れた施設の中から、HPがある施設を中心に、フィールドでの出来事や、特徴に簡単に触れてみることにします。
 同じ施設を使ったことのある人との会話のきっかけになったり、これから使う人の参考になれば幸いです。
※読者の皆さんの中でエピソードや情報があったらご紹介下さい。付け加えてゆきたいと思います。

北海道青森岩手宮城秋田山形福島
 6
茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川山梨13
長野新潟富山石川福井


11
岐阜静岡愛知三重



14
滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山

13
鳥取島根岡山広島18山口


35
徳島香川愛媛高知



14
福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄28

【2011.11.10現在、総計134施設紹介】
それぞれの施設の位置をゼンリンの地図Googleの地図で見ることができるようにしました。

北海道
札幌市「保養センター駒岡」
http://www.komaoka.com/
〒005-0861 札幌市南区真駒内600-20
       011-583-8553 Fax583-8574

Google地図

 施設一帯は数十年前までは山だったそうです。大規模な開発が入って山が削り取られ宅地や資材置き場畑になりました。そして巨大な清掃工場(焼却場)ができました。この廃熱の有効利用が、この施設の温泉と温室(北海道なのに熱帯植物が元気に育っています)に利用されているのです。
 施設全体にバリアフリーが強く意識されていて、平日も老人を中心に車椅子の人などたくさんの利用者があります。フィールドもよく整備されていて車椅子の人も快適に使えるようになっています。ただ、整備されすぎていて自然の豊かさがそがれてしまっている面もあります。ネイチャーゲームの一通りのことは施設内で可能です。
 施設周辺は放置されているようでも私有地で、無断で入るのは躊躇してしまいます。施設の西側に隣接する小山は2軒の家の私有地が混在していましたが、了解を得て利用することができました。近いですし、適度に整備され自然も多く残っているのでありがたいフィールドでした。
 施設から200mほど北にある資材置き場のさらに北に広がる荒野も私有地で、その上近くの人にも持ち主が不明??使わして欲しいとお願いしたら連絡しようがないから、静かに使うのなら多分大丈夫でしょうということで、サイレントウォークをさせてもらいました。とてもお気に入りの場所になりました。


岩手県
国立岩手山青少年交流の家(テンパーク)
http://iwate.niye.go.jp/
〒020-0173 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字後292
ゼンリン地図
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2004年2月、全国CONEフォーラムでお世話になりました。
食堂やプラザイーハトーブからの眺め岩手山の眺めが抜群です。(方向を変えれば姫神山も見ることができます。)
収容人数が多い国立の施設の常なのですが、研修棟と宿泊等の距離があるのが、少しつらいですね。
敷地内に移築された南部曲家がフィールドに風情を与えるとともに、研修施設として使えるのがうれしいですね。全国CONEフォーラムでは、曲家の外に、一日かけて雪のブロックで野外ステージを作り上げました。夜・・・宮沢賢治の「雪渡り」を、劇団らあすが演じてくださいました。観客との一体感、周囲の自然との一体感。最高の時をすごさせてもらいました。

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宮城県
ゆと森倶楽部(元蔵王ハイツ)
http://www.yutomori.com/
〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上の原128
ゼンリン地図
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2004年の第14回全国ネイチャーゲーム研究大会の会場です。
珍しく、公立施設以外の施設でしたが、周囲には以外といい自然が残っていて、様々な活動を楽しむことができました。
施設近くのフィールドの中を流れる、沢は美しく石に座って眺めていいるだけで楽しくなります。コーネルさんは、沢沿いに〈美の小径〉をセットして、参加者がそれぞれの空時間に、セルフで楽しみました。
全国研恒例の〈夜は友だち〉と〈魔法の黒い鍋〉は、ジョギングコースを使って行いました。しっかりとした細い道が森の中に続いていて、十分に間隔をとって楽しんでもらうことができました。
温泉は、午前5時から次の日の午前1時まで入浴可で、早朝五時からの入浴を楽しみました。


山形県
Asahi自然観
http://www.shizenkan.jp/
〒990-1574 山形県西村山郡朝日町白倉745-1
ゼンリン地図
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 1997年の第7回全国ネイチャーゲーム研究大会の会場でした。
 コーネル氏の指導で体験した〈美の小径〉などのNGが思い出深いです。フリープロでした〈夜は友だち〉が終わった後の星空は、まれに見る美しさでした。
 施設に隣接して、空気神社があります。世界で唯一、「空気」を祀る神社です。ご神体の空気を感じるために色々工夫がしてあります。その工夫の一つに、森の中に磨かれたステンレス製の5メートル四方の大きな鏡があるのです。昼間も素敵なのですが、夜神社に行くと、周囲の梢と満天の星空を写し込んだ様子は、とても幻想的で美しいものでした。


山形県朝日少年自然の家
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kyoiku/702002/
山形県西村山郡大江町大字左沢字楯山2523番地の5

 近くの日本一公園からは、大きく屈曲する日本一の最上川の景色を見ることができます。養成講座では、景色を楽しみながらサウンドマップを楽しみました。
 こだわりのサイレントウオークは、近くの神社にいたるほぼ水平のまき道を使ってみました。雨の中素敵なひとときになりました。
 地名の左沢(あてらざわ)の呼び名がおもしろいですね。「あちら」→「あてら」ということでした。敷地内の名前に朝日連峰にちなんだ名前が付けられているのも、山好きのものにとってはうれしいですね。


朝日鉱泉ナチュラリストの家
http://www2.ocn.ne.jp/~ooasahi/
山形県西村山郡朝日町
ゼンリン地図

 日本ナチュラリスト協会の運動の中から生まれた、ナチュラリストの家です。鉱泉宿であり、朝日連峰への登山基地にもなっています。
 ここから、大朝日岳に向かうと素晴らしいブナ林に出会うことができます。西澤さん(主、日本NG協会専務理事)の案内で訪れました。そして、ここはカモシカの調査も長年継続して行われています。
 ここの山菜料理は本当に絶品ですね。
 コーネルさんが、夕暮れのテラスで大朝日岳に向かってメディテーションをされていたのも懐かしいです。
人と自然の出会い旅03そこに山があるから登ってみたいのだ参照)

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埼玉県    
国営武蔵丘陵森林公園
http://www.shinrin-koen.jp/
〒355-0802 埼玉県比企郡滑川町山田1920
ゼンリン地図

 アクティビティーセミナーでお世話になりました。
 広大な施設なので、園内には人波を少しはずれれば静かなところがあります。そして、夜間は閉園されますので、他の人がいなくなります。とても静かな夜と早朝のプログラムを存分に味わうことができました。宿舎近くの池の周囲にカワウの大きなコロニーがあり、静かに近づくと、雛たちの姿も見ることができました。
 研修センター直近のカエデ園は、適度にフラットでそれなりに下草もあって使いやすいフィールドです。また、少し離れますが泥沼の周辺は地道ですし、歩きやすく生態系も面白く、他のエリアに比して別の楽しみがあります。
 近くの小針北小学校の南東の角に隣接する形で、林が残されています。この一角だけ、文字通り切り取ったように残されているのです。(近々公園として切り開かれてしまうのではないかと思われます)そんなに広くないですが、なかなかいい感じです。〈夜は友だち〉などをやってみました。


埼玉県県民活動総合センター
http://www.kenkatsu.or.jp/index.html
〒362-0801  埼玉県北足立郡伊奈町小針内宿1600
Tel:048-728-7111 Fax:048-728-7130
地図ログ

2007年7月にフォローアップセミナーで利用しました。元は自然度の高い田舎だったそうですが、巨大な施設が作られ、大きな道もできた結果、町になっていました。ところが、建物の北側に出ると、美しい田んぼが広がり、埼玉の里山の風情を十分に味わうことができます。そして、建物に付随する庭も、なかなかいい雰囲気で一通りのネイチャーゲームが可能です。残念なのは、建物のエアコン用の室外機の音が大きく、静寂が保てないことです。
主要なフィールドとしては、歩いて10分ほどの所にある町制施行記念公園にしました。十分に広く、整備された部分と比較的放置されている部分の両方があるので、実施できるアクティビティーは、多様です。他の利用者の目が気になるアクティビティーは、キャンプ場の南西に広がる林の中を使いました。


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千葉県
千葉県立大房岬少年自然の家
http://www.chiba-ns.net/taibusa/
〒299-2404 千葉県安房郡富浦町多田良1212−23
ゼンリン地図

2000年第10回全国ネイチャーゲーム研究大会の会場でした。
施設から歩いて浜に降りることが可能です。施設周辺の森はなかなかいい状態です。南房総らしい自然を味わうことが出来ます。
 霧雨の中〈夜は友達〉をしました。施設内だというのに、素敵に古木が林立する場所でした。不思議なことに森の中に座っている間に月を見た人がいて、タヌキにだまされたのかということになりましたが、現地調査の結果、程良く離れた丸い外灯が色といい大きさといいまさに満月状に静かに輝いていたのでした。
(人と自然の出会い旅16「集まって来る骨達の事」参照)


佐倉草ぶえの丘研修センター
http://www.kusabue.shiteikanri-sakura.jp/
〒285−0003 千葉県佐倉市飯野820
ゼンリン地図

 印旛沼に近い、草ぶえの丘の中にある研修施設です。
 研修センター自体のフィールドは狭いのですが、適度に放置されていて、活動すると多くの発見がある施設です。〈サイレントウオーク〉の途中、小さな池の中にうごめく大量のオタマジャクシにさわって、その感触を楽しんだ人がいました。また、研修センターの外に出ると広大な公園が広がっていて色々な活動に使えます。

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東京都
国立オリンピック記念青少年総合センター
http://nyc.niye.go.jp/
東京都渋谷区代々木神園町3番
ゼンリン地図

 養成講座や研修会が数多く開催されています。1993年第3回全国ネイチャーゲーム研究大会までの会場施設でした。施設内にも色々なフィールドがありましたが、近年の大幅な改修工事のために、穴場的フィールドの多くが姿を消してしまいました。(人と自然の出会い旅15雪の上でも裸足であるいてみよう」参照)
 講座等では主に代々木公園が使われています。園の中央部は広場で人も多く、ネイチャーゲームには「?」ですが、大きな公園なので周辺部には静かなフィールド・自然度の豊かなフィールドがたくさんあります。公園東側明治神宮のエリアと接する辺りのプラタナスの巨木が林立するあたりをよく使いますが、管理事務所南の林も人影がまばらで好きなところです。(人と自然の出会い旅74「落ち葉に囲まれて大地になる〜大地の窓〜」参照)
 今後は、明治神宮側のフィールドの自然度が高いので、静かな活動を中心に利用できないだろうかと目論んでいます。
1992年の第2回、1993年の第3回のネイチャーゲーム全国研究大会の会場となっています。

水元青年の家〜とても残念なことに閉所されてしまいました
水元公園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
〒125-0034 葛飾区水元公園3-3
ゼンリン地図

 歴史のある施設ですが、閉所されてしまいました。新しいきれいな施設を作ることもいいですが、古い施設を大切に使うといいのですが。残念なことです。
 水元公園の中にあります。水元公園にはたくさんの樹種が植えてあります。植生も多様で自然度の高い所もあるのですが、園内はとても広いので、なかなか使い切ることは難しいですね。日本でのネイチャーゲームの創生期から使われてきたフィールドだけに大切にしたいものだと思います。
 公園から少々離れていますが・・・川沿いに行くと「野菊の墓」で有名になった矢切の渡しや、寅さんで有名な柴又の帝釈天に至ります。
 朝日がとても美しいです。

八王子セミナー・ハウス
http://www.seminarhouse.or.jp/
〒192-0372 東京都八王子市下柚木1987-1
ゼンリン地図

 中級指導員養成講座や初期の研修講座の会場でした。雪が降った中で行った、ミクロハイクはとても美しく感動的でした。
1991年第1回ネイチャーゲーム全国研究大会の会場となっています。

高尾の森わくわくビレッジ
http://www.wakuwaku-village.com/
〒193-0821 東京都八王子市川町55
TEL:0426-52-0911 FAX:0426-52-0944
Google地図

都立高陵高校の校舎を改装してできた宿泊研修施設です。PFI事業で、民間資金主導型の公共施設整備手法で、民間の資金とノウハウを活用して効率的かつ効果的な公共サービスの提供をはかろうという施設です。京王電鉄が100%出資でできた会社が運営しているようです。食事や接客はなかなか良いですね。
施設の周囲は、感じのいい雑木林に囲まれています。林床は開けていて、かなり入りやすい良い林です。境界ぞいにできた小径もいい感じです。グランド跡の広っぱは適当に草が生えていていい感じです。PA(プロジェクトアドベンチャー)のローエレメント・ハイエレメントの施設も作られています。
たいていのNGはできそうですが、養成講座で考えると、「わたしの木」は人数が多いと厳しいかも知れません。



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神奈川県
こどもの国(横浜)
http://www.kodomonokuni.org/index.html
〒227-0036 横浜市青葉区奈良町700番地「こどもの国」
ゼンリン地図

 長い間、日本NG協会主催の講習会が年に何回も開催されてきたので、ここで指導員になった人が一番多くいます。
 園内の自然研修センターに宿泊して実施されます。園内は広く、夕方から早朝にかけては一般入園者がいないので、思いっきり楽しむことが出来ます。緑陰広場のはずれにはホウノキの巨木が見下ろしてくれている、素敵に静かなフィールドがあったり、こども遊牧場を横目に園の東の端までゆくと、静かで放置されたフィールドがあったりします。早朝の牧場にかかる音楽(牛のミルクの出をよくするためのようです)が、玉に瑕か。
 外周道路脇の林の中で行った〈木の鼓動〉は、何本かの木の中からコポコポやゴボゴボといった、強烈な音が聞こえてきて、このゲームを何度も経験したことのあるスタッフを驚かせました。たぶん、そのとき静かに降っていた雨の影響だとは思うのですが、すごい体験でした。(人と自然の出会い旅013木の中に響き渡る音たちのこと」参照)


神奈川県立芦ノ湖キャンプ村
http://www.kanagawa-kankou.or.jp/campmura/index.html
250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
ゼンリン地図

 芦ノ湖を見ながらの活動がなかなか良いです。冬には観光客も少なく、クマ系の活動も可能な静かなフィールドになります。野鳥の種類も豊富なのでバードウオッチングにも適しています。
 キャンプ場を西へ出て橋を渡った先では湖水に接しながらの活動が可能になります。


足柄ふれあいの村
http://www.hureai.or.jp/ashigara/
250-0121  神奈川県南足柄市広町1507
 tel.0465-72-2010 fax.0465-72-2013
ゼンリン地図
YAHOO地図

  2010年ネイチャーゲームのインストラクター研修やFSで利用させてもらいました。森に囲まれた施設です。管理棟前のふれあい広場は、舗装されていて自然度は低くなりますが、研修室からの移動距離の短さが魅力です。ただし、他団体との利用の重なりを調整する必要があります。
 そよ風広場は、宿舎にきつつき山荘・沢ガニ山荘を使っていると、目の前なので利用しやすいといえます。かなり広くフラットですから、走り回る活動には適します。ただ、施設外の道路が近いので車の音が少し気になるところです。金太郎広場は、管理棟からの距離もそれほどでなく、使い勝手が良いと思います。ただし、足場が砂利なので激しく走り回る活動はふさわしくないでしょう。逆に、〈ジグソーストーン〉など小石が必要な活動の場合適しています。
 やまびこ村の上部の林の中は、適度に人の手が入っていて、入りやすくしかも下草とかが残っているので、フィールドビンゴとかカラス・クマ系の活動に適しているといえます。走り回る活動には適しません。なお、施設の最上部なので、他団体と活動が重なる可能性が低く、その意味でも静かな活動が可能です。
 外周を取り巻くように作られた、観察道はとても良い雰囲気です。静かに歩いているだけで、良い気持ちになります。〈夜は友だち〉に最適だと思っています。
さわがに山荘の南側に敷地境界に沢があり、沢沿いの小道が有ります。静かで、自然度も高い小道です。〈サイレントウォーク〉がとても良い感じで実施できました。
杉の子広場に南から登ってゆく車道周辺は谷ですが、広がりがあり斜面も動きやすく多様な活動が可能です。ただし、さわがに山荘の西側斜面と共にディスクゴルフのコースになっているので、利用の重複に気をつけたいものです。
人と自然の出会い旅67野の宝物に出会う 〜オオミズアオの輝き〜を参照)



川崎市黒川青少年野外活動センター
http://www.kurokawa-yagai.com/
〒215ー0035  神奈川県川崎市麻生区黒川313-9
電話 :044-986-2511  FAX :044-986-2522  Eメール :kurokawa@nots.gr.jp
Google地図
YAHOO地図
ゼンリン地図
 柿生小学校黒川分校の校舎があった場所にできた施設です。分校当時は静かな山の中の学校だったのでしょうが・・・開発が進み、道路・鉄道・工場が隣接しています。それでも施設内には小山が含まれ、施設ボランティアの手で気持ちよく整備されています。
 校庭後には桜の古木が何本も有って風情があります。フラットで広い面何ので、カワウソ系の活動は大丈夫です。ドングリ山は小さな丘なので上り下りはすぐです。大きな広場はありませんが、30人くらいなら固まって座ったりできる場所があちこちにあります。
 車の音が気になりますが、グランドの南側を降りてゆくと比較的静かですし、他団体の活動ともぶつかりにくいと思います。木の感じや谷の感じも良いと思います。ただ、隣接する会社の建物の存在が気になります。幸い静かな施設なので、遮音施設だと割り切れば良いのかと思います。
 施設の外になるのですが、北側を南西方向に向けて散策路が通っています。実質上一体となった利用が可能です。隣接企業の建物が気になりますが、視線を転じると里山らしいい良い感じになっています。



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山梨県
財団法人キープ協会 清泉寮
http://www.keep.or.jp/shisetu/seisen_ryo/
〒407-0311 山梨県北巨摩郡高根町清里3545
ゼンリン地図

 1994年第4回全国ネイチャーゲーム研究大会会場でした。ネイチャーゲーム創始者のコーネル氏を招いての大会で、東京では・・・?ということで、キープ協会の清泉寮ということになったようです。
 公式プログラムが終了したあとの深夜にまで及び夜明け前から始まる、フリープログラムの伝統はここから始まりました。
八ヶ岳を望む素晴らしいロケーションは、すがすがしいものがあります。渓谷(川俣川東沢)に降りて行った〈夜は友だち〉はとても神秘的でした。
キープやまねミュージアムの周辺の森もゆったりと静かで楽しいものです。


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長野県
国立信州高遠青少年自然の家
http://takato.niye.go.jp/index.html
〒396-0301長野県上伊那郡高遠町藤沢6877-11
ゼンリン地図

 施設の中央を流れる沢を中心に湿地帯が展開します。このため、広場とかの確保に難しい面もありますが、沢沿いのコースをゆくとヒメザゼンソウに出会えたりと、しっとりとした活動が出来ます。宿舎になるログハウスもなかなかいい雰囲気です。
 尾根筋の遊歩道を使って、「夜は友達」をしましたが、なかなかハードな夜間ハイキングにもなって、たのしかったです(汗)。
2006年の第16回全国ネイチャーゲーム研究大会の会場となりました。

全国研で、久しぶりに訪れてみると、随分施設の印象が変わっていました。
まず、中央の湿地帯がかなり乾燥化してきています。ザゼンソウなどは見えなくなり、代わりにシダ類が進出してきています。多分、オーバーユースのために排水が進んだ結果だと思われます。そのため、歩くことのできるコースが増えています。前回には、散策を楽しむだけだったものが、色々な可能性がでてきました。以前は尾根筋の遊歩道を使うしか、「夜は友達」が実施できなかったのですが、今回は沢筋で十分可能でした。とてもいい雰囲気で「夜は友達」が実施できました。
すり鉢広場の奥に移動テント場があります。さらにその奥に、冬季のクロスカントリースキーを楽しむためのコースがあります。この道沿いに行くと静かで、とてもいい雰囲気です。早朝に「どこでも散歩」を楽しんでみました。とてもいい感じでした。
とにかく全体に、以前にはなかったコースがたくさんあります。自然を壊してしまっているともいえるのですが・・・。活動場所としては使いやすくなっているように思います。

長野県小諸青年の家(2006年3月閉鎖されました・・・さようなら)
http://www.geocities.co.jp/Berkeley/5256/
〒384-0805 長野県小諸市高峰65の2
ゼンリン地図

 施設のすぐそばの広場の木の上に「熊棚〈※注)」や爪痕があってびっくりしました。施設からかなり離れたフィールドでは、熊の捕獲用の檻が設置されていて、緊張感のある講座運営をしたことがあります。また、雨の夜に〈暗闇を照らせ〉がやりたくて、体育館の中にブルーシートを引いて落ち葉をばらまき実施するアイディアもこのときに生まれました。
(このことは人と自然の出会い旅06「熊はこわいよなあに書いてます)
注:熊棚(熊床)
熊は、栗、どんぐりなど木の実を食べる時、木の上の足場のいい安定した所(木の枝が又になっている所)で自分のほうに枝をたぐり寄せ木の実を食べるそうです。そこで折れた枝がたまり寝床のように見えるそうです!!

ぴぁろっきー
http://www1.ocn.ne.jp/~pia/
381-4101 長野県 長野市 戸隠高原 越水ケ原3642
  (TEL) 026-254-2560 (FAX) 026-254-3630  
 最高峰の高妻山のピラミダカルな姿を含めて、戸隠連峰の山々が見渡せる越水地区にあります。きれいな施設。素敵なオーナー。良いですね。
 歩いてわずかの所に、越水地区の素敵な共有林があります。なかなかいい感じです。難といえば、山ウルシの木が多いことでしょうか。
ゼンリン地図



戸隠高原自然学校〜施設としては閉所しました。
http://www.naturegame.or.jp/togakushi-hp/
〒381-4101 長野県長野市戸隠中社3369
 TEL026-254-1185  FAX 026-254-1186
ゼンリン地図

 ネイチャーゲーム協会が運営する施設です。戸隠神社の宿坊として伝統のある松井旅館の施設を借り受けて運営されています。
 施設は、戸隠中社地区の町中にあるのですが、庭にはヤマブドウがあったり、すぐ外には他の宿坊の所有なのですが、素敵な空き地もあります。お願いして使わせてもらうことができます。戸隠連峰の西岳方面の眺め、北アルプスの眺めがすばらしいです
 戸隠の中社は、大きな杉がすばらしい神社です。神社の奥には滝がありますし、神社林は観光地の真ん中とは思えないほど静かな良い空間です。さらに少し歩くと、。素敵なフィールドが盛りだくさんです。越水地区まで行くと素敵な共有林があります。なかなかいい感じです。難といえば、山ウルシの木が多いことでしょうか。



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新潟県
国立妙高青少年自然の家
http://myoko.niye.go.jp/
〒949-2235 新潟県妙高市大字関山6323-2
ゼンリン地図

 2002年の第12回全国ネイチャーゲーム研究大会の会場でした。
 西日本では珍しいホウノキがたくさんあって、〈夜は友達〉をしたときに、ホウノキの幼木に囲まれて座ることになってとても気持ちがよかったですね。
 妙高の眺めも最高です。草原に出て、妙高を見上げているだけで気持がすがすがしくなります。逆に東の空を眺めると大きな広がりを感じることが出来ます。ゆっくりと登ってくる日の出を参加者の皆さんと眺めました。
 小さな湿地帯とその上に続く小道を〈サイレントウオーク〉で歩いたことも忘れられません。また、2003年の養成講座で発見した、第2駐車脇から続くハイキングルートを少しはずれた小川の奥の別天地での〈サイレントウオーク〉は、夢のようでした。この場所は、他の人には教えたくない気もしたりします。
人と自然の出会い旅34「イタドリってどんな鳥????」参照)
  

新潟市大畑少年センター
http://www.city.niigata.jp/info/shogaku/public/oohata/oohatatop.html
〒951−8106 新潟市東大畑通2番町376番地
電話:(025)228−4100 / FAX:(025)228−4133
ゼンリン地図

 1991年の全国レクリエーション大会で、ネイチャーゲーム部会の会場になった施設です。このときできたばかりの〈フィールドビンゴ〉を経験しました。主な活動は近くの約38万本の黒松林に囲まれた西海岸公園でした。公園内には、森林浴を楽しめる散策路をはじめ、かつて空砲を撃って正午を告げていた「ドン山」が復元されている。日本海に面した海岸です。
 この施設のフィールドではないのですが、懇親会をやるなら日本海を見ながらにしたいと、新潟のスタッフの心遣いで、小針浜で楽しみました。そして、最後に砂の中に足先手先を潜らして、星空を見上げて宇宙と一体になったような〈大地の窓〉風の活動も思い出深いものです。


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富山県
国立立山青少年自然の家
http://tateyama.niye.go.jp/
〒930-1407 富山県中新川郡立山町芦峅寺字前谷1
ゼンリン地図

 ニホンカモシカとの出会いが思い出ぶかい施設です。下見の時にたっぷり接することが出来ましたし、「サウンドマップ」の途中で、近くの林の中を歩くカモシカの足音がして、参加者の中にはその姿をしっかり見た人もいました。フィールドの中に、熊のフンや食痕があって、下見の時には至近距離でその姿を見ることも出来ました。(人と自然の出会い旅07ある日森の中熊さんに出会〜った出会い旅08カモシカさんとの長ーーい追いかけっこ参照)
  フィールド内の施設の雨戸にムササビが開けたと思われるたくさんの穴があったり、ラグビーボール大のムササビの巣が落ちていたりしましたが、その姿を見ることはかないませんでした。
 本館のすぐ脇の自然観察路での〈サイレントウオーク〉は、しっとりとしてとても良かったです。


富山県砺波青少年の家
http://shizentonami.jp/
〒939-1432  富山県砺波市徳万字赤坂17-5
ゼンリン地図

 雪の少ない地方に生活しているものとしては、雪のたっぷりあるフィールドは新鮮です。ここでは、〈雪上イモ虫〉などが体験できて、うれしかった思い出があります。
 そして山は北にあるものという山陽地方に住むものとしては、山陰や瀬戸内側の四国に行くと、山が南にあってとまどうのですが、ここでは山が東に有って、とても不思議な感じがしました。


富山県青年の山研修館〜残念なことに閉所されてしまいました
http://www.zenmori.org/feenet/sisetsu/15toyama/4_index_msg.html
 〒939−1766 富山県南砺市刀利33−31
    пEfax 0763−55−1222
ゼンリン地図

 研修館の庭は広々としている上に、とても静かな環境です。森の奥深くにある施設で、近い民家からでも車で2〜30分は優にかかろうかという地点で施設の先には車道が続かないのですから・・・静かなわけです。時々事情のわからない車が迷い込んできますが、Uターンして帰ってゆきます。
 研修館の、目の前の森でカモシカに出逢いました。20名近くの仲間(さすがに静かにしていたのですが)にも、臆することなく、長い間見つめ合うことになりました。森は杉の植林地ですが、さすがに森林組合が関わっている施設だけに、適度の間伐で下草が十分に生えていて、カモシカも樹皮を食べる必要が無いようでした。(人と自然の出会い旅44命あふれるフィールドで」参照)

 森の中に、「ビッグツリーサイト」と、かっては名づけられていた部分があります。意図的に伐採を避けたようで、非常に多様な樹種の大木が林立しています。ここでの、わたしの木はとても良かったです。また、窪地や自然の岩など楽しいフィールドです。
 キャビン(現在は使われていないようです)に通じる道は、沢を横切りますが。そこは、「玉(ぎょく)」の宝庫です。お気に入りの石が見つかるといいですね。そして、キャビン周辺は使われていないこともあり、一段と静かで植生も豊富、思いっきり楽しみました。

そうそう、ここの食事は最高です。安い食費ですから決して贅沢なものではありませんが、地元の食材に創意あふれる手が加えられていて・・・正に「ご馳走」です。味も見栄えもそして、心遣いが美味しいのです。食事を楽しむだけの利用も可能だそうです。その価値は十分にあります。


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石川県
国立能登青少年交流の家
http://noto.niye.go.jp/
〒925−8530石川県羽咋市柴垣町14−5−6
ゼンリン地図

 敷地内の下杢左ェ門池周辺の散策路は、ディスクゴルフのコースになっていたりしますが、なかなか趣のあるフィールドです。キャンプ場の奥の奥で「サイレントウオーク」を楽しみました。静かなキャンプ場の奥にさらに静かで美しい空間のあることをどれだけの人がきづいているのでしょうか。(あまりたくさんの人が使ってフィールドが荒れるのもいやだし、しってもらいたいし・・・・複雑ですね)
人と自然の出会い旅28「バードコールで鳥と話す」参照)


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福井県
福井県立芦原青年の家
http://www.pref.fukui.jp/doc/awara-seinen/index.html
〒910−4272 福井県あわら市北潟250−20
施設資料PDF

ゼンリン地図

 1995年私が上級指導員になって初めての養成講座の会場でした。フィールドはそんなに広くないのですが、意外と自然度はたかいです。少人数でしたが個性あふれる参加者にも恵まれて温かな講習会になりました。
 研修室等もあまり大きなものではありませんが、それがまたアットホームな感じを増してくれます。建物の裏庭を使った「サイレントウオーク」はとても感慨深かったです。その後、あまり手を入れすぎてなければいいのですが。2度目の講習会の時には、施設を出て、池の周辺で「サイレントウオーク」をしましたが、これもヒシの実が落ちていたりして、素敵でした。

人と自然の出会い旅69あるヨギとの出会い参照)


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岐阜県
郡上八幡自然園
http://www.shizenen.com/index.html
〒501-4235 岐阜県郡上市八幡町島757
ゼンリン地図

 園内はかなり広いのですが、手が入りすぎていてフィールドの選定に迷いました。バンガロー周辺の雰囲気が良くて、思い切って楽しみました。「サイレントウオーク」は、園外を流れる小さな中州の中で楽しみました。不思議で楽しい発見のいっぱいあった講習会でした。
 施設を遠く離れたカタクリの花咲くフィールドでの〈フィールドビンゴ〉や〈大地の窓〉はとても素敵なものでした。そのカタクリを、根ごと堀採ったあとがあちこちにあったことに心痛めたものです。ところが、〈大地の窓〉を実施している時に、参加者の中に気づかずにカタクリの花を痛めることになった人が出てしまいました。このことに、同じ参加者の中から疑問の声が出ました。参加者への注意を怠ったことがくやまれました。そもそもフィールドの選定を間違ったのかもしれません。活動と、フィールドへのインパクトを考えさせられた出来事でした。 


あかまんまロッジ
http://www6.ocn.ne.jp/~akamanma/601.html
〒508−0015
〒508-0015
岐阜県中津川市手賀野756-147
Tel 0573−65−3534
YAHOO地図
ゼンリン地図

オーナーは元「保古の湖ユースホステル」のペアレントで、フィールドのことや自然のことさらにはレクリエーション運動のことにも詳しい人です。そして、奥さんは多趣味で、染色や織物などの指導ができる人です。そして、食事は自然感と手作感のあふれていてとても美味でした。
建物の外観も内装もなかなかおしゃれな施設です。ただ、研修室とかが無いのが厳しいところです。その代わりになるのが、二階のフリースペースがあって、ゆったしていて少人数なら研修も可能です。
 フィールドがとてもいいです。かってはたくさんあったバンガローなどがきれいに撤去されていて、施設の周りが、どこもかしこも使えます。施設の西の林の中、適当に広々として植物や虫などが多様にあっていいです。北にある小高い所も、又違う植物やちょっとした広場があって、楽しいです。白樺園の周辺は、白樺以外にも古木が残されていて、美しく落ち着く場所です。東の駐車場の奥の人工林の中は、静かで〈ネイチャーメディテーション〉〈美の小道〉などをゆったりと楽しむことができました。ちなみに、早朝の下見ではカモシカと出会いました。南には広い芝広場があり、走り回る活動もOKです。少し離れた、根ノ上湖の周辺は美しく、無用な人工物を取り除いてあってゆったりと楽しむことができました。特に、岬園のあたりは、水辺の近さ感がとても気持ちよかったです。湖の北のあたりに広がる湿原も使ってみたいものです。

人と自然の出会い旅73食べられるものを自分の感覚で」参照

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静岡県
日本YMCA同盟東山荘
http://www.ymcajapan.org/tozanso/
〒412-0024 静岡県御殿場市東山1052
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 1995年第5回全国ネイチャーゲーム研究大会の会場です。前年の清里での全国研の興奮さめやらぬ中で開催された静岡での研修会で、次は東山荘でやりたいとの強い希望が出て開催が決まりました。これで、地方持ち回り開催の方向ができました。
 施設内のあちこちから見ることの出来る富士山の姿が印象的です。特に、早朝の黙想館でのひとときは極上のものです。薄暗い館内から大きな一枚ガラスの窓からの風景を見ているだけで、自分の心が深くなるのを感じます。
 施設の外になるのですが、裏の神社の周辺で「夜は友達」をしたときに、境内でムササビの鳴き声がして、皆で耳を澄ませました。


静岡県立観音山少年自然の家
http://www.shizuoka-c.ed.jp/kannonyama/
〒431−2201静岡県引佐郡引佐町東久留女木字観音山
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 広大な施設で、素敵なロケーションです。ただ、施設前面の野原はほとんどがブッシュ状態で、裏側の森は人工林が多くしかも間伐が十分に行われていないので木がかわいそうでした。夏に利用しましたが、平らな木陰がほとんど無くて、フィールドの選定に悩みました。それでも、林間の傾斜地で実施することにしたら、それなりに使える場所がたくさんあります。


浜松市かわな野外活動センター
http://park20.wakwak.com/~hamataikyou/kawana/
〒431-2202  静岡県引佐郡引佐町川名455番地の5
ゼンリン地図

 深夜の下見で、生まれて初めてムササビの姿を見ることが出来ました。野外では、炊飯棟とファイヤー場以外では裸火の使用厳禁ということで、ロウソクを使う〈魔法の黒い鍋〉を一つはファイヤー場で、一つは炊飯棟の中で実施しました。
 アスレチックの谷を使った〈夜は友達〉は、アップダウンがありましたが楽しかったです。〈サイレントウオーク〉の場所に困って、悩んだあげくに一見ブッシュのような所から林の中に入って、静かな場所を発見。ゆったりとした時を楽しみました。
 〈ノーズ(動物当てゲームその1)〉の最中にアオゲラが飛来して、ゲームをおいて、皆でアオゲラの観察をしたのもこの施設でした。


静岡県立森林公園
http://homepage3.nifty.com/shinrinkouen/
http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-080/forestpark/park/index.html

県立森林公園森の家
〒434-0016 静岡県浜松市浜北区根堅2450-1
TEL:053-583-0090 FAX:053-583-3091  予約専用TEL:053-583-0100

ゼンリン地図
 
 とても、広大な施設です。利用したのは、公園のごく一部で宿泊・研修施設の「森の家」の周辺だけでしたが、十分に多彩なフィールドがありました。
森の家は、とてもおしゃれで感じのいいデザインです。門限等が厳格なのがつらいところですが・・・
森の家の周辺には、芝の広場もあり、カワウソ・カラス系の活動が可能です。夕方からは他の利用者がほとんどいなくなるので、クマ系も可能です。森の家の北西徒歩7分くらいのところにある園地は、ほとんど人が来ません。走り回る系の活動は厳しいですが静かにカラス・クマ系の活動ができます。自然物も豊富です。森の家から北へ徒歩10分くらいのところにあるラクウショウの谷は広いウッドデッキやせせらぎに恵まれていていい感じです。ラクウショウの谷からさらに北へ入ると、樹木園があります。かつてはかなり手を入れて整備されていた形跡がありますが、最近は整備が入りかねているようです。ところが、それがNG的にはいい感じになっています。そもそも多様な樹種がある上に、適度に自然度が増していていい感じです。その上、他の利用者がほとんど入ってこなくなっているので。クマ・イルカ系の活動にぴったりです。
 森の家の北側に複雑に展開する小道は「夜は友だちに」ピッタリです。


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愛知県
春日井市少年自然の家
http://www.s-kousya-kasugai.or.jp/natures/index.html
愛知県春日井市廻間町1102−1
TEL 0568−92−8211 FAX 0568−91−1640
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 築水の森や隣接施設の春日井市都市緑化植物園を入れると、たくさんの選択範囲のある施設です。ただ、最高にいい雰囲気だった筑水の森の中にある大谷川や大谷池周辺(ショウジョウバカマの群落が美しかった)の場所が、宿舎から遠く何度も訪れるわけにいかなかったのが残念でした。
 カンアオイが生えていて、これを食草とするギフチョウを初めて見たのもこの施設でした。

豊田市総合野外センター
http://www.cul-toyota.or.jp/sisetuda/yagai00.html
〒444−2201 愛知県豊田市坂上町朝日山13−1
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 〈夜は友達〉のあとに〈魔法の黒い鍋〉をと考えたのですが、森の中の広場が無くてて、アスレチック場の片隅を使いましたが、夜のアスレチック場の雰囲気が意外に良かったですね。自然の家のすぐ近くの林間の小さな広場で〈フィールドビンゴ〉をしているとき、参加者が目の高さの所にキツツキの巣を見つけてびっくりしました。それも、山道の真ん中に立っている枯れ木でしたから、何とも勇気のあるキツツキだったようです。
 〈サイレントウオーク〉の場所に困って、施設外に出ました。田んぼのあぜ道を取り囲むような道が生命にあふれていて、とてもいい感じで実施できました。

豊橋市少年自然の家
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_kyoiku/seishounen/sisetsu/sisetsu2.html
http://www.asahi-net.or.jp/~vn6i-hgwr/machikado/shizen-no-ie.htm
〒441-3211 愛知県豊橋市伊古部町下り25-41
ゼンリン地図

 朝の静けさを求めて、施設の外へ出て、サイクリングロードにもなっている長ーい橋の上で〈サウンドマップ〉をしました。谷は深く、さらに遠く海まで見渡せていい時間でした。
 他の利用者がいないことを幸いにキャンプ場全体を使って行った〈サイレントウオーク〉はとても楽しかったです。事前に〈狩人の訓練〉を入れて実施時間をたっぷりとるスタイルにしたのもこのときが最初でした。入ったら細かい指示は抜きなので、数十分にわたってアリの群が巣からで入りする姿に見入っていた人たちもいました。
 強風の中での〈木の鼓動〉では、幹に直接耳を当てるだけで、木の中に響き渡る音が聞こえて来て、ワクワクしました。


犬山国際ユースホステル
http://www.inuyama-iyh.com/
〒484-0091  愛知県犬山市大字継鹿尾字氷室162-1
TEL:0568-61-1111 FAX:0568-612770
ゼンリン地図

木曽川沿いの高台にあるYHです。YH自体にフィールドはありませんが、隣接する犬山国際交流村には、野外ステージがあり、観客席はキャンプファイヤー場もかねているようです。ここがフラットな広場も提供してくれますし、周囲の林もそこそこ放置されていていい感じです。一方、ステージの裏側(といっても外から入ってくると手前になるのですが。)の木立は林床がかなり広々としているので、フラットである必要がなければ、色々な活動が可能です。
木曽川からの方から上がってくる道は、歩道と車道がありますが、歩道の方は階段になっています。階段下はちょっとした小公園にもなっています。そして車道の脇の林の中は外目とは違い林床は下生えが少ないので、そのきになればかなり自由に歩き回ることができます。夜、この林の中で「森の美術館」をしたのはかなり新鮮でした。

 養成講座を行うにあたって新しいフィールドを探しました。まずは、歩道の階段脇の雑木林の中は意外と開けている場所もあって、静かな活動なら可能なようです。ただ、石でできた階段にコケがつくと滑りやすくなるので要注意です。
 サイレントウォークを行うスペシャルなフィールドとして西へ数百メートル行った所にひっそりとある墓所を使いました。静寂と自然の命があふれていて不思議な空間でした。ただし、蚊がつらい。
(人と自然の出会い旅52「おいお前、毛が有るじゃないか」参照)


愛知県野外教育センター
http://homepage3.nifty.com/yagaicenter/index.html
〒444−3432 愛知県額田郡額田町大字千万町字大平田17−5
    Tel.(0564)83−2221/Fax.(0564)83−2222
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まだ、利用したことが有りませんが、さてどんな自然と出会えるのでしょうか。


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三重県
ともやま公園
http://www.city.shima.mie.jp/tomoyama/
〒517-0603 三重県志摩市大王町波切2199
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 夏の講座をしましたが、とても暑かった記憶があります。一方で少し高いところに有って海も近いせいか、風の通りが良くて猛烈な勢いで雲が流れてゆく姿が印象的でした。
 遊歩道や広場からは伊勢の海を見ることが出来て気持ちがいいです。
 〈カモフラージュ〉をしているときに、かすかな鳴き声に気づいた人がいて、音を頼りに探してみたら、モグラにしては小さいし、赤ちゃんにしては体がしっかりしているようだしという不思議な生き物が鳴いていました。皆でかわいいねえと眺めた思い出があります。ちなみに、この動物はモグラの仲間で、より地表に近いところにトンネルを掘るヒミズでした。


伊勢志摩ユースホステル
http://www.jyh.gr.jp/ise/
〒517−0213 三重県志摩市磯部町穴川1219−82
ゼンリン地図

  そもそも、宿泊施設で野外活動をするための施設では無いと思うのですが、指導員研修でお世話になりました。近くに有るファイヤー場には、広場があり草があり周りに林ありで、十分に楽しみました。それでも不足するダイナミックさは、近くに有るキャンプ場KOA伊勢志摩キャンプグランド (現在:伊勢志摩エバーグレーズ) (〒517-0213 三重県志摩郡磯部町穴川1365−10)を使わせてもらいました。管理をされている方が、ネイチャーゲームの指導員でもあり、色々と便宜を払っていただきました。    
 このときには、環境省の「横山ビジターセンター」やその周辺の自然も使いました。ここは、伊勢の島々の景色が絶景でした。


三重県立熊野少年自然の家
http://www.kuma-sho.com/
〒519−4327 三重県熊野市金山町1577
ゼンリン地図

2005年6月の第15回全国ネイチャーゲーム研究大会の会場としてお世話になった施設です。
熊野古道を楽しむ中日1日のプログラムが中心でした。施設は熊野灘に面す七里御浜の山間に位置します。海岸から一気に高度を稼ぎ、短時間で見晴らしの良い自然の家です。あまりにも急斜面に建つ施設なので、周辺の山道はほとんど急坂で、恒例のフリープログラム「夜は友だち」のコース設定には苦労しました。それでも、どんなときにもそのつもりで探せば何とかなるもので、静かな夜を楽しむことができました。アスレチックの端から施設外へでる道を使いました。この道をでてゆくと、最後の締めくくりが面白くないので、施設外の道を回り込んで外から施設へ向かう形にしました。
施設はずれの小高いところからの日の出も素晴らしいものでした。

三重県立鈴鹿青少年センター
http://www.mie-sports.or.jp/suzukayc/
〒513-0825  鈴鹿市住吉町6731   Tel(0593)78−2946
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 フィールドとしては併設されている鈴鹿青少年の森を利用することにまります。
青少年の森はきわめて広大ですから、休みの日でも静かな場所をチョイスすることができます。ただし、鈴鹿サーキットがすぐ近くなので、レースがあるとエンジン音はかなり大きいです。
 池の脇に小さいけれど雰囲気の違う場所があったりして、巨大なスペースの中にほっとするような空間をたくさん見つけました。
こだわりのサイレントウォークは、道伯池の東の端から園外へでる道を使いました。道からさらに小さな沢を越えて脇の林の中に入ってみました。なかなか良かったと思います

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