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ヨーロッパのようです。特に何処の国という限定はないようです。本の宣伝に中部ヨーロッパとしてありますが。ドイツ・オランダ・ベルギー・フランス・イギリス・さらにはスペイン・アメリカと思えるシーンもあるので、あるいは、欧米と考えても良いのかも。

「表紙」「裏表紙」「扉」 シーン1海岸
(p1〜2)
シーン2海岸2
(p3〜4)
シーン3黒い森の中
(p5〜6)
ーンブドウ畑
(p7〜8)
シーン5リンゴ
(p9〜10)
シーン6マラソン1
(p11〜12)
シーン7マラソン2
(p13〜14)
シーン8マラソン3
(p15〜16)
シーン9名画
(p17〜18)
シーン10ローテンブルク
(p19〜20)
シーン11市庁舎前
(p21〜22)
シーン12教会
(p23〜24)
シーン13お城
(p25〜26)
シーン14監獄前
(p27〜28)
シーン15サーカス
(p29〜30)
シーン16パレード
(p31〜32)
シーン17
(p33〜34)
シーン18レーダー門
(p35〜36)
シーン19風車
(p37〜38)
シーン20再び森へ
(p39〜40)
シーン21晩鐘
(p41〜42)
「裏扉」

凡例(注意点)
@黒の字で情報が書いてある場合は
 「こんな事が描かれていますようね」という確認の為の項目です。
A青い字で書いてある場合は
 基本情報に加えてそれをどのように見るか、考えるかということが加わっている場合です。
B赤い字で書いてある場合は
 この場面ではとりあえずその事実だけを指摘するけれど、後で(他のシーンなどで)このことに関する解説や言及があるぞという予告やその確認です。
C緑で描く場合にには、
 確認や、疑問を表明する場合です。疑問にはご意見がいただけるとたいへんうれしい。

Dいただいたメッセージとかご意見は、このHPに順次書き加えてゆきます。
記名(本人の希望で匿名・ニックネーム)します。

E子どもの遊びがたくさん出てきます。その中には中世の画家ブリューゲルの描いた『子供の遊戯』の中で紹介されている遊びがあるのでこれも紹介してゆきます。

「表紙」
0)旅人は・・・右下の家のところに馬に乗っていますね。

1)塀をペンキで白く塗っている少年二人がいます。
 どうも、トムソーヤを連想します。ヨーロッパでトムソーヤは場違いの感も有りますが、安野さんはとてもトムソーヤの冒険がすきなようで、アメリカの巻にしっかり出てきます。この巻を書くときには、続編のことは計算になかったことでしょうから。この巻は欧米という設定かも

2)絵を描く画家さんとそれを見る女性と二人の子ども
 旅の絵本の各巻にはたくさんの絵描きさんが登場します。安野さん自身が、世界中でこのようにスケッチして歩いたのでしょうね。

forest-doorさんから

「思うに、この画家には作者の安野さん自身の姿が投影されているんじゃないでしょうか?
描きたくなる風景が見渡せるところには、写生をしている画家を描きたくなる。
それは、自分自身がいつもそうしていることだから…
そう考えれば、この画家は安野さん自身といってもいいのかもしれない。深読みしすぎですかね。
ちなみに、こんなふうに屋外で絵を描くようになったのは19世紀半ば、チューブ絵の具が発明されてから。
それまでは顔料を練って自分で絵の具を作るため、室内で描いていたんです。
でもチューブ絵の具ができたことによって、画家たちはこぞって屋外にでかけ、太陽の光のもと、絵を描くようになったわけです。
そしてモネを代表とする印象派の画家たちは時間とともに変化する光のうつろいや色を表現することを追及していったわけですね。」

3)手押し車を押す人
4)シーソーをする二人と、それを見る二人。
5)イヌをつれて、散歩するステッキをついた男性
6)牛を使って鋤を引いている農夫
7)乳牛が5頭+1頭

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「裏表紙」
1)つるべ式の井戸が有ります
2)窓のついた車を二頭の馬が引いています。後ろにはさらに1頭の馬が引かれていますし、前には犬が居ます。
3)農家の中庭に棹を担いだ男の人一人とニワトリ4羽、入り口付近に女の子と猫(犬か?)を抱えた男の子

この景色の地方名、建物の所在地等不明

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「扉」
何処の町でしょうか、緑の中に塔が建っていて、木組みの家が見えます。そして、手前の石橋のうえを馬を引いた旅人が左から右に渡ってゆきます。物語の中へ入ってゆこうというわけです。

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シーン1海岸(p1〜2)
何処の海岸かは不明です。ヨーロッパの西の海岸の何処かのイメージだろうと思います
後の展開からするとドイツの近くということでしょうか?

0)旅人は・・・船で海岸に向かっています。
 このパターンは、別の巻でもよく使われています。
forest-doorさんから

“ここではない、どこか”からやってきたという感じがでていますね。

でも、この旅人、よーく見ると荷物も持ってないし、着替えはどうするんでしょ?
とお考えの方もいらっしゃいますか?
いや、そんなこと問題じゃないんですよ。
旅の絵本の主人公である旅人は何者か、なぜ旅をしているのか、なぜ中世風の服を着ているのか、なんて次から次へ生まれる疑問はおいといて、頭はからっぽにして

旅人が旅をする

という事実だけ受け入れてください。
いや、旅人の存在も忘れちゃってもいいと思います。
(旅人がどこに描かれてるかを探す楽しみもありますが)

だって、この世界を旅するのは頁をめくる私たちだから。
自由にこの旅を満喫するには余計なことは考えない。
私はこの絵本を見てると自分が天使になったかのような気分でいろんな村を見てまわります。
絵の描かれてる視点が鳥の目(バーズ・アイ)の視点からなのでそんな錯覚になるのかな。
どうか、皆さんもHave a nice trip!


1)旅人を迎えるのは、1頭の牡鹿です。
 この鹿は、ヘラジカであるとの説もあります。オオジカとも言います。そうなると、この場所は、北欧という可能性が出てきます。
forest-doorさんから

鹿をよく描いた画家といえば…
フランスの写実主義の画家、ギュスターヴ・クールベです。
だって、クールベの絵はこのあと、1巻に数箇所出てくるんですよ!
クールベの作品でこの鹿の構図とおんなじだっていうのは探しきれなかったけれど、
クールベを連想させるということでネタに挙げます。

鹿がクールベをイメージさせるとすると・・・・
この海岸は、フランスの海岸ではないのかと思います。
クールベの絵に「ノルマンディーの海岸」という作品があります。牡鹿の下に描かれた、崖の様子が少し似ているようにも思いますがどうでしょう。
また、この巻によく出てくるミレーの作品に「グレヴィユの断崖」(倉敷の大原美術館所蔵)があります。またこの断崖はミレーの故郷グリュシー村(ノルマンディー地方にあります)の近くにあるそうで、ミレーはたくさんの作品にしています。

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シーン2海岸2(p3〜4)
0)旅人は・・・旅の友である馬を調達しています。
上陸地点は、やはりノルマンディーの海岸のどこかではないかと・・・・だとすると、ノルマンディー上陸ですね。

1)浜辺には旅人の乗ってきた船が上げられています
2)浜辺の小屋には小舟とドラム缶のようなものがあります。
3)鹿が4頭に増えています。(牡鹿2頭・雌鹿2頭)
4)浜近くの木々は左から右になびいています。
これは、海から陸にむけて強い風がよく吹いている場所であることを感じさせます。
5)林の間を2羽の鳥が羽ばたいています。

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シーン3黒い森の中(p5〜6)
0)旅人は・・・p5の左端からさっき買った馬に乗って「黒い森」の中にやってきます

黒い森について
西はフランス,南はスイスに国境を接する南ドイツにあ る広大な森が通称シュヴァルツヴァルトと呼ばれる森です。森の多くはモミの木であり、「黒い森(シュヴァルツヴァルト)」という名称も、密集して生えるモミの木によって、暗く(黒く)見えることがその由来です。その他、低地においてはオークやブナも生育しています。
旅の絵本の森も、中心に針葉樹(モミの木でしょう)が密生し、周囲に広葉樹(オークやブナの仲間でしょう)が広がっています。

1)麦を刈る二人の農婦、近くの木にはブランコが
2)2頭の馬が引く馬車に二人の男が材木を縛り付けています。
3)林の中で木を切る男がいます(p5)
大原美術館にあるフェルディナンド・ホドラーの描いた「木を伐る人」からではないかと思われます。ただし、左右逆ですが・・・。
http://iwe.kusa.ac.jp/OHARA/OHARA_COL/OHCOL/oh_col16.html

4)小川が流れて石橋の下をくぐって、流れてゆきます
5)小川でヨットを浮かべて船遊びをする3人の子ども達
6)小川の脇で、木を割っている男の人
ミレーの絵(右図からなどのようです。まだ、題名が分かりません・・・。
この絵も左右逆に描かれています。

7)小川に架かる橋の上で洗濯する女性、洗っているのはシーツでしょうか
  絵柄は全く違うのですが・・・ミレーに洗濯する女を描いたものが複数有ります。

8)小川には水車が回っています
  9)でふるいにかけられた小麦を粉にしているのでしょう
ところで、この水車いささか構造的におかしいようです。すこし、マニアックになりますが・・・
水車の構造は、動力源となる水がどの位置で水車に作用するかで,大きく分けて3種類に分類できます。最上段部で水を流し込む「上掛け水車」、中程で水を流し込む「胴掛け(=胸掛け)水車」、最下辺で水の流れを受ける「下掛け水車」です。ここに描かれている水車は、下掛け水車であろうと思われます。すると水車は川の流れに沿って、左回りに回転していることになります。ところが、右側から水が流れ落ちています。また、水車の構造は揚水式ではありません。水の動きは、上掛け水車のものです。
下掛け水車でも揚水目的の場合、水が上部に上がる場合もありますが、それだと揚水した水の使い道があるわけで、この水車にはそれがありません、むしろ垂れ流しています。
どうも下掛け水車なのに、水の動きは上掛け水車のようになってしまっているのです。ちなみに、デンマーク編のシーン5に描かれている水車は、上掛け水車でこの構造と水の動きは全く矛盾がありません。
水車の構造についての入門
http://homepage2.nifty.com/suisya/home/new_suisya/sinki/new_sinki.htm

9)2)で刈り取った麦をふるいにかけている女性
クールベが描いた「The Grain Sifters」の絵からのようです。
「旅の絵本の秘密」には、「もみをふる女」(ミレー画)とあります。
 ミレーが同様の絵画を描いていて、それをクールベが模写した(あるいはその逆)ということもあるかも知れません。(同じ写実主義とは言え、どちらもやりそうにはなさそうです)
確認してみましたが、ミレーがこのような絵を描いたことものがあることが確認できていません。
 多分、安野さんの勘違いだろうと思われます。

10)2頭の乳牛がいます。一頭からは子牛が乳をすい、もう一頭からは女性がミルクを絞っています
当たり前のことですが、牛乳は子牛を生んだ母親牛からしか得ることができません。本来、人の為に作っているのではなく、子牛の為のものですから・・・。
 人は、子牛の上前を頂戴しているわけです。
ところで、搾乳のシーンはミレーの 「乳しぼり」 (ブリジストン美術館蔵)からと思われます。
絵の牛はホルスタイン種ではなく、ジャージー種ですが。安野さんこの絵をモデルにされているのだと思います。種の違いは、現在の日本では乳牛と言えばホルスタイン種の方が、わかりやすいからではないでしょうか。
この巻での、ミレーとクルーベルの取り上げられ方からすると、かなり確率が高いと思います。

11)樽を持つ人が、エプロンをつけたおじいさんと話しています。
12)桶に水くんで運んでいる女性がいます
13)7)で洗濯していた女性がその洗濯物を干しています
このように、同じ絵の中に時間が経過した後の事を書き込むというのは、日本の絵巻物において工夫され、多用されてきた手法の一つです。

14)林の上を2羽の鳥が飛んでいます
  p4で飛んでいた鳥たちのようです。

15)森の中に木が積んであり、雨覆いがしてあります。

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シーン4ブドウ畑(p7〜8)
0)旅人は・・・ブドウ畑の広がる所へやってきます


1)ブドウ畑が広がっていて、ブドウの収穫をしています。
 日本のブドウ園とちがって、とても低い位置に栽培されています。葡萄酒用なのでしょう。それでも、長時間の作業はつらいのでしょう、旅人の近くの農婦は腰を伸ばしています。

2)p5ので麦刈りをしていた農婦が二人、同じ位置・同じ格好ででブドウの収穫をしています。

3)その横に、ブドウの篭を抱えた男性、そのまた横に何か指さしている女性います。
4)収穫されたブドウを二頭の馬が引く馬車に積み込んでいます。
この馬車、p5では木材を積んでいました。

5)郵便ポストがあって、投函している人がいます。
6)子どもが3人ケンパをしています
 まん中の女の子は、p5の船遊びをしてた3人の内の先頭の子どものようです

7)樽を作っているおじいさんがいます。
仕事に使うのでしょうか、近くの机の上には三角定規や槌があります。その他の道具は何かよく分かりません。材料になる木材が、壁にたてかけてあります。
このおじいさんp5でマキを割っていました(重なります)
そして、薪割りはミレーの絵からでしたが。
この樽づくりもミレーの絵に「樽のたが締め」があります。(樽の大きさはかなり違いますが、前のシーンの薪割りとスケールを合わせるためにもそうされたのだと思います。こういう描き変えは安野さんお得意ですね。)ミレーつながりでもあるようです。
 
8)ポストの右上のところに十字架のついた祠があります。
  日本でいえば、路傍のお地蔵さんや道祖神や庚申塚のイメージでしょうか

9)樽のワインをエプロンの男の人にわけてあげています。
  p6の11)の二人の続きです。このワインは12)のワイン絞りで絞ったものでしょう。

10)リンゴの木が2本、たわわにリンゴ実っています。木にははしごがかけられています。
11)女性が二人パンを運んでいます。
  p6までで、粉になった小麦粉を使ったようです。一貫した作業の様子が続きます。ミレーは、当時の農村でのあらゆる作業を画にしています。もちろん、パン焼きもです。早朝パンを焼いている画があります。

12)家の近くにブドウ絞りのための道具と思われるものがあります。
13)右の家は下が、荷小屋になって上が住居になっているようです。
14)家の右に洗濯物があります。
p6で干された洗濯物のようです

15)林の上の空を2羽の鳥が飛んでいます
p4p6と飛んでいた鳥のようです

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シーン5リンゴ(p9〜10)
0)旅人は・・・p9で教会の前を馬で行っているようです
教会にモデルが有りそうですが、不明です。

1)犬をつれて花を持って、お墓参りをしている人がいます
2)石を細工している石工が二人います。
これはクールベの「石割り人夫」の絵からのようです
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/20/a02f7fa1d074deb53e7caa3b7f8b6ce5.jpg

3)案山子が立っていて、カラスが二羽がからかっているようです
  でも、家にとまっているカラスは、実際には遠く離れています・・だまし絵ですね。

4)ポストがありp8で投函された、郵便物の収集をしているようです、近くの馬車は郵便馬車のようです。
これは、p5で木材をp7でブドウを運んでいた馬車のようです。

5)牛車に荷物を積んで、引っ越しをしています。
鏡・テーブル・タンス・時計(5時を示しています)・椅子などがのせられています
 近くで荷車の横で指図している女性がいます。
 この女性、シーン4の3)でも指さしていた女性のようです。

6)塀の向こうで水浴びをしている女性がいます。梯子を架けてのぞき見しようとしている男がいます。
水浴びの絵は何か元になる絵がありそう・・・と探していましたが。
クールベの「水浴する女たち」からだと思われます。これも、クールベだったのです。
それにしても、発表当時には、彼女のスタイルや情景など随分物議をかもした絵のようです。

7)縄跳びをしている3人の子どもがいます
p7でケンパをしていた子ども達です

8)家の窓から見えている人物は、ベートーベンのようです。
 
音楽の教科書でおなじみのベートーベンです。
  ミュンヘンの有名な肖像画家ヨーゼフ・シュティーラーによって1819-20年に描かれました。
   byforest-doorさん


9)リンゴの木からエプロンをした男がリンゴを収穫しています。右のリンゴの木からリンゴが2個落ちています。
  p8の梯子は収穫のためだったようです。そして、収穫しているのは、ワインをもらっていた人です。

10)5人の子ども達がケンカをし、子どもが一人駆け付けています、建物のかげで見ている子どもが一人います。
11)かげで見ている子どもの後ろに有るのは、石臼の石でしょうか
12)p10の右下で輪転がしをしている子どもがいます
 ブリブリューゲルの「子供の遊戯」の絵にもでてきます。

なにが描かれているのかの解説です
http://www.asahi-net.or.jp/~YQ5Y-YSD/asobi.html

輪転がしをしているのは画の手前真ん中あたりです。
ブリューゲルのころの輪転がしは、樽のタガを使っていたようです。

13)洗濯物を取り入れている女性がいます
p5で洗われ、p6で干して、p8で乾かされていた洗濯物です
安野さん、他の場面でも一連の作業を丁寧に拾い上げて描くようにされているように思います。単に仕掛けということを超えて、生活とはそのように展開する中にあるというメッセージであるようにおもいます。
ミレーも洗濯にはこだわっていたようで、洗っているところや干しているところなど何点もの洗濯する女の画があります。

14)木の上の巣に、雛が待っていて2羽の鳥が飛んできました
p4からp6そしてp8と一生懸命飛んでいたのは、この雛を目指してのことだったのです。ちなみに、おなじ位置で描かれているので、パラパラ漫画のようになります。ためしてみてください。

15)p10の右上で、女性に花束を捧げる男性がいます。
花束をプレゼントされている女の人はクールベの「村の娘たち」の絵から一番右の女性です。
 3人の女性はクールベの娘さんがモデルとか。


《村の娘たち(部分)

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シーン6マラソン1(p11〜12)
0)旅人は・・・小学校の有る町にやってきました。p11の上の方で馬に乗っています。
  安野さんの「イギリスの村」という本の中に、このページの小学校のモデルになった建物が出てくるそうです。イギリスのコッツウォールズ丘陵地帯の一角のバイブリーにあるバイブリー・コート・ホテルの建物を模したものだそうです。
この絵本の構想もこの一帯を旅した時に生まれたそうです。


1)乳母車に子どもを一人乗せたお母さん
2)オモチャ屋さんの看板はサンタクロース!(プレゼントしてくれるのかな)
 お店の前の人もサンタの帽子をかぶっているような。その右に何故か散髪屋のおじさん

3)店の前でシルクハットをかぶった紳士が何か右の方を指さしています 
p9の案山子と重ねているのでしょう

4)ランドセルを背負った子と荷物を持った子が駆けています
5)郵便馬車がpostoffice(郵便局)についています
p7で投函され、p9で収集され、郵便局に持ち込まれました。

6)小学校の庭で3人の子どもがゴム飛びをし、3人の子どもが順番を待っています。
 この3人、p7でケンパ、p9で縄跳び をしていました。 (p5の船遊びから続いている)
イギリスの絵本や挿絵の画家ケイト・グリーナウェイの「BOOK OF GAMES」の中にゴム飛びをしているこどもたちが。
http://www.childrensbooksonline.org/Greenaway_Games/pages/24kgbgb.htm

7)木製の滑り台で遊んでいる女の子二人
8)石造りの塀に梯子を駆けて麦畑を見ている男
p9では、水浴びをする女性を覗くはずだったのに・・・

9)女の子が9人で踊っています、
  中心にある、半円状のものは何でしょう??
  ひょっとしてカゴメカゴメ??
イギリスの絵本や挿絵の画家ケイト・グリーナウェイの「BOOK OF GAMES」の中にこんな遊びをしている子ども達が描かれています。
http://www.childrensbooksonline.org/Greenaway_Games/pages/24kgbgb.htm

10)バスケットをする10人の子と審判の先生、それを応援する子どもと先生。
11)p10でケンカしていた5人の子どもはとうとう泣き出してしまいました、ここでも駆け付けるこどもと、見守る子どもがいます。
 こんどは、先生を引っ張ってくる子どももいます。

12)窓から入ろうとしている男の子と、女の子がいます
13)窓から片足出している男の子がいます
14)窓の内外でボールを受け渡しをしている子たちがいます
15)窓の中に男女がいます
16)輪転がしをしている子どもがいます
 p10でも、輪転がしをしていました。周囲の様子は変わっても同じ位置です。

17)大きな箱を運んでいるおじいさん(先生?)がいます。この箱なんだろう??
  無理矢理ですが・・・前ページまでにすんだ洗濯物というのはどうでしょうか、取り入れていた女性と体勢が似ているように思うので・・・

18)マラソンのスタートです選手は12人、スタートのテープを持つ人、テーブルには役員さんでしょうか
19)スタートの合図をしている人のすぐ隣に、腰に手を当てている女性
20)日傘を持った女性二人と犬がマラソンのスタートを見守っています。   
 p10で花束をもらっていた女性と重なります。クールベの「村の娘たち」からです。3人の娘の内右側の二人です。
 応援しているのは誰でしょう?

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シーン7マラソン2(p13〜14)
0)マラソンが始まりました。旅人は・・・・馬を下りてp14で応援しています
旅人が馬から降りることは珍しいのですが・・・何しろ白熱したレースなので、旅人もかなり本気になっているようです。

1)エプロンにスカーフのおばあさん最終ランナー12位(5番)を応援しています。この選手、走り方(フォーム)が無茶苦茶で、ほとんど絶望的です。それに、道の上を走れよな!!
  11位は6番、10位は3番(この人も変なフォーム)です。9位の選手は半袖で長ズボンという服装からして8番の選手。ちなみに、現在トップは1番のランナーですね。

2)ビン(ワイン?)の看板は、酒屋さんでしょうか
3)スタートの絵にも出ていた、散髪屋のおじさん、お客さんと一緒に出てきて応援しています。
マラソン大好きなんですね。

4)赤白の市松模様の旗を振って応援している人がいます
5)ペンキの筆を降って応援している人がいます。壁の市松模様を描いている途中の用です。
 赤白の市松模様が、この架空の国の印のようです

6)ほえる犬を押さえながら応援している男の人

7)製材所では仕事を中断してマラソンを応援しています。
  馬車の木材は、p6からやってきたようです。 

8)道を間違わないように、道に丸太を渡して、その上で応援している二人、その横で赤と灰色のスカーフをつけた女性が二人応援しています。
9)給水所があって、そこで応援する人、となりのベンチで応援するおじいさん二人。その隣には、女性二人と子どもがいます。
10)散髪屋さんの向こうに、たくさんの樽が見えます。
 散髪屋さんと樽??
11)エプロン姿で箒を持った女性が腰に手を当てています。
  p12のスタートの時の19)の女性と同一??

12)板塀のところで応援する子ども達、その向かいには杖をつきながら応援するおじいさんと、旗を振って応援する男の人
13)馬車の上から応援している女性がいます
14)日傘の女性ともう一人の女性に犬が応援しています
 p12の二人と一匹がここでも応援しています(「村の娘たち」からですただし、ポーズは変わってしまいました)
 1番の選手を応援しているようです。1番の選手が花束をくれた男性のようです。
 旅人と手を振り合っているとも見えますが・・・。そうすると、どうやって知り合ったのでしょう?

15)p14の下、屋根の上に猫がいます
16)マラソンを応援するように指さしている女の人の前に、立っている女の子と駆けている男の子と女の子がいます。
  立っている女の子と、駆けている男の子はp10とp12でケンカを見ていた女の子と駆け付けていた男の子と重なるようです。

17)おじいさんが3頭の牛を引いていて、その牛の上に男の子が乗っています。
18)輪転がしをしている男の子がいます
  p10とp12でも輪転がしをしていました。

19)塀の扉を開けて、粉(?)を台車に乗せて運び出す女性がいます


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シーン8マラソン3(p15〜16)
0)マラソンのゴールですが、旅人は・・結果を見ることなく去っていっています。
 途中馬を下りてまで熱心に応援していたことと重ねて、大切なのは結果ではなく途中経過の努力なのだと教えているのだ・・・という説があります。
 なるほど、そういう解釈もあるのかと思いました。ただ、同じ画面に時間の経過した後の事が書き込まれることが多いので、これは結果を見た後、レースを振り返りながら去っていっていると考えるのも正解でではないかと・・・。

1)マラソン5位と6位の選手を応援しているエプロンにスカーフの女性がいます。向かいには、杖をついたおじいさん
  p13の1)の女性と同じ人のようです

2)ゴールです、優勝は8番の選手、2位は道から外れていますが5番の選手
 8番の選手は前のシーンから8人抜きです。ゴール前、相変わらず変なフォームで走っている5番の選手。なんと、前のシーンで最下位(12位)から10人抜きです。このフォームで!!もうほとんど奇跡です。p13の1)エプロンにスカーフのおばあさんの声援が効いたのかなあ。

3)ゴールを応援してるエプロンに赤と灰色のスカーフをつけた女性が二人 は、p13でも8)で応援していた人達です

4)エプロン姿で箒を持った女性が腰に手を当てています。
 p13で同じポーズ同じ位置にいました。

5)7匹のガチョウ(アヒル?)にえさを与えている女性がいます。
   この女性、p13で粉(?)を運び出していた女性ではないでしょうか。運んできた粉が3袋壁のところにならべてあります。餌だったようです。
鵞鳥(ガチョウgoose)はガンを家禽化したもので、家鴨(アヒルduck)はマガモを家禽化したものです。どちらもよく似ています。混ざっていることも有ります。見分け方は、クチバシの上にコブがあるのが鵞鳥(ガチョウ)で、無いのが家鴨(アヒル)ということなのですが・・・コブがはっきりしないガチョウもいて、この程度の詳しさの絵では断定しにくいですね、
「アヒルとガチョウ」の区別をのせたHPです
http://www.coara.or.jp/~halsan/howto/down_history1.htm
ガチョウは、漢字で書くと「鵞鳥」。ガーガー鳴く鳥なので「我(ガー)鳥⇒鵞」鳥なんだそうです。(^_^;)
世界三大珍味「フォアグラ」はガチョウの肝臓ですが。「北京ダック」はアヒルで作ります。

6)さおを持った男の人と2匹のガチョウ(アヒル)がいます。
左は、ミレーの「刈り入れ」の絵です。どうもこの男性は、この絵から来ているようです。

7)洗濯物が干してあります
8)窓から乗り出して、毛布か布団を干している女性がいます。
 この建物の、壁の右に有る十字架のようなマークは何なんでしょうか?

9)お店が2軒、一軒は洋服屋、もう一軒はパン屋さんです。
パン屋さんとフランスパンのような長いパンを持った女性が話しています。マラソンのことでしょうか。
看板としてあげられているのはプレッツェルというパンです。祈りを捧げるときに胸の前で組んだ腕をまねたものだといわれているんだそうです。
byforest-doorさ


10)お店からは少し離れてフランスパンのような長いパンを買って帰っている男の人がいます。

11)池では頭の牛をおじいさんと子どもが洗ってやっています。
p13の17) のおじいさんと子どもです

12)p16の上で決闘が行われています。例の二人と犬がいます。
 決闘のどちらかが、p10で花束を捧げていた男性でしょうか。大変なことになったと、相手の女性は泣き崩れているようです。
 泣き崩れているのは、日傘を持った女性ですから・・。決闘をしているのは日傘の女性の恋人ということになるのか。


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シーン9名画(p17〜18)
0)旅人は・・・馬に乗って、名画の中を悠然と旅をつづけていいます。

1)木製の車に乗って遊んでいる子どもに声援を送っているエプロン姿のおばさんがいます。
  シーン7の1)の女性、シーン8の1)の女性と同一人物のようです。

2)お団子を追っかけている男の人がいます
ロシア(ヨーロッパ)民話の「おだんごぱん」の一場面です。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=152
 おだんごぱんが、最初に逃げ出した場面です。

3)池に向かって絵を描く絵描きさんと、それを見る人達がいます。
forest-doorさによると、この絵描きさんは、ミレーだろうということです。なぜならば、ガチョウを描いている(ミレーは「鵞鳥番の少女」など、鵞鳥を何作か描いている)。さらに、p19でも絵を描いていて、それをゴッホが見ている。ゴッホは、ミレーを尊敬した。そして、6)の棹を持った男は、ミレーの「刈り入れ」絵から、8)もミレーの絵からということで、ミレーに間違いないということです。

「旅の絵本の秘密」では、この絵描きさんを安野さん本人だとされています。でも、ミレー説も捨てがたいですね。

4)桟橋の上で釣りをする男がいます
5)桟橋から、7匹のガチョウ(アヒル)に餌を与えている女性がいます。
  シーン8の5)と同じ構図ですが、陸の上にいたガチョウが水の中にいます
ミレーは「鵞鳥番の少女」という題の絵をいくつか描いていますが、右の絵もその一つです。安野さんはこの絵にインスピレーションを得られたのでしょう。この絵にはコブがあるような無いようなよく分かりません。同名の絵の中には、はっきりコブの無いものも有ります。あるいは、gooseとduckを区別していないのかも?
安野さんの絵はアヒルのようですが、やはり区別していないのかな?

6)さおを持った男の人と2匹のガチョウ(アヒル)がいます。
  シーン8の6)と同じ構図ですが、池の中にいたガチョウが陸にいます。
 この男の人は、ミレーの 「刈り入れ」から構図をとっていますね。

7)石橋の上に立っているのはお医者さんのようです
 扉の横の絵からすると外科でしょうか。でも、吊した看板は?薬ビンとスプーンでしょうか?すると、内科も兼ねているのかな。

8)建物の間で何かしている二人連れがいます
ミレーの「羊の毛を刈る女」です 。ちなみに、ゴッホはこの絵を模写した絵を描いています。

ミレーの「羊の毛を刈る女」です 。

 ゴッホが模写した「羊の毛を刈る人<ミレーによる>」

このシーンの下辺には、右から「鵞鳥番の少女」「刈り入れ」「羊の毛を刈る女」そして、それらの絵を描くミレーと、安野さんミレーにこだわっていますね。

9)スーラの2作品が描かれています。
「グランド・ジャット島の日曜日の午後」「アニエールの水浴」です。


この絵の右の日傘を持った女性と紳士は、p10で花束を捧げていた男性と女性。その後、決闘という事態にまでなった二人の幸せな結末というストーリーを考えてみました。
 さらに、決闘のシーンで抱きついていたのは、それまで日傘を差していた方の女性・・・。とすると、ここでも日傘を差しているのは、日傘の女性で・・・。花束をもらった方の女性は、黒犬の左に座っている女性というストーリーもありかも。


10)ゴッホの絵もあります、中央上の「はね橋」です。
「アルルのアングロワ橋(はね橋)」という題で、複数の作品があります。


forest-doorさんから

はね橋にも何作かパターンがあるんですね。
この頁の絵のように、日傘の女の人が橋を渡っているものや、馬車が渡っていて洗濯する女の人がいるもの、また、運河沿いの道が描かれたものといったパターンがあります。これらはいずれも、1988年にかかれており、アルルに着いて光あふれる風景のもと、精力的に作品を生み出していったんですね。
私はゴッホというと、まずこのはね橋を思い浮かべます。中学のときの教科書の表紙だったんですね。
刷り込みってほんとに残るものです。大人になって、他の作品もたくさん見ているのに、いまだにゴッホ=はね橋になってしまいます(^^;


11)石橋の向こうで絵を描いている女性とそのそばに二人の男性がいます。
  向きからすると、ゴッホの跳ね橋の上の日傘の女性を描いているのか、あるいはスラーの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」のこちら向きの日傘の女性を描いているのでしょう。

12)日曜日の絵の下のところに、馬が一頭つながれています。この馬は、何かいわれがあるのでしょうか?随分太めの体型をしていますが。

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シーン10ローテンブルク(p19〜20)
0)旅人は・・・大きな町にやってきました。
forest-doorさんから
上に時計のついたアーチ型の門はドイツ・ローテンブルクにある、旧市門レーダーボーゲン。その右隣はマルクス塔です。ローテンブルクは城壁が完全な形で残されており、中世の宝箱ともいわれ、ロマンチック街道の中でも人気の街です。ほかにも、漆喰の塗壁で柱・梁を外部に見せたつくりの家が描かれてますね。



1)旅人の後ろにお店が有ります。
  何の店でしょう、ショウウインドウには、コーヒーミルが有るようですが

2)子ども達が輪投げを楽しんでいます。
 この輪投げ、手前の建物の屋根にが目標になっています。それは無理です・・・安野さん得意のだまし絵です
「旅の絵本の秘密」には、子どもの遊んでいる場面で、塔の頂上への輪投げは、物理的にあり得ない安野光雅の位相幾何学の世界(左上)とあります。


3)ベンチに二人の紳士が座って芝広場を見ています
4)芝広場では、5人の男がペタンクを楽しんでいて、赤い縞模様のシャツを着た男が投げようとしています。
 ペタンクは、フランスで盛んなゲームです。
 日本ではあまりなじみがありませんが、日本レクリエーション協会の中にペタンク協会というのができていて、世界選手権を目指しています。ちなみに、この男の人の投げ方は基本の投げ方ではありません・。基本はボール(鉄の玉です)を上から握るようにして、逆スピンをかけて投げるのです。・・こうすると思った位置に止めることができるからです。ただし、状況によっては、図のように持って投げることもあるので、間違いというわけではありません。

5)輪投げの的になっている建物は、タバコ屋さんのようです
店の脇に数本のビンが置いてあります。これは何?・・酒瓶かな?
ベンチに座っている人の脇の筒状の物はゴミ箱のようですが、ビンの脇の木箱は何。中身の入ったビンがあるのでしょうか?

6)タバコ屋さんの前では、綿菓子屋さんが綿菓子を売っています

7)絵描きさんが絵を描いています。 
   p17と同じ、ミレーでしょう。それを見ている、二人の男の内右側の人は、ゴッホのようです。「耳を切った自画像」からです。
 ゴッホは、ミレーのフアンでした。
「旅の絵本の秘密」には、絵描きさんを安野さんの姿であるとされているのですが、このシーンではより一層ミレーの可能性も高くなると思います。
Iwasakiさんから
画家はやっぱり安野さん自身ではないかと思います。
深読みしないで見た時風貌が安野さんそのままでした。
ミレーの風貌とは違ってると思います。
でもご自身とミレーをなぞらえたんじゃないのでしょうか?

なるほど、旅の絵本にたくさん絵描きさんが書き込まれていますが、顔を正面から描いておられるのは、ここだけ。
そして、その顔がミレーより安野さんに似ているのであれば・・・基本は安野さんしかないですね。

8)石橋には、カップルが2組がいます、手前の一人は隣のカップルが気になっているようです。
9)橋と問をくぐってすぐのところのひさしのそばに、子ども二人・カップル・親子ずれの計6人がいます。
10)塀によりかかって、コックさん(パン屋さん)と男の人が話しています
このコックさん、シーン8マラソン3のパン屋さんのようです。とすると、話しているのは、パンを持っていたお客さん(女性)かも。

11)屋根の無い馬車と御者がいます(この時馬は一頭)
 御者が手を挙げています。9)のカップルに手を挙げているのではないかと思います。
 あるいは・・2頭立ての馬車の御者に合図を送っているのかも。

12)屋根の先端部分と同じような物を運ぶ二人。
   ・・・そんな馬鹿な!!屋根は運べません。ちょっと見には、屋根が並んでいるようにも見えます。・・だまし絵です。

13)コックさんがお盆に飲み物を載せて運んでいます。
14)2頭立ての箱馬車が門の外に行こうとしています。
15)白いスカートをはいた女性がいます
16)茶色のカバンを持った女性がいます。 
17)紅白の市松模様の車を二人の人が後押ししています。
18)はさみの看板のついた家の窓で水やりしている女性がいます
19)一番手前の三角屋根の有る家の、窓から鏡に向かってお化粧している女性が見えます、その隣の窓の中には篭に入った小鳥がいます。
20)時計台の向こうに茶色っぽい服を着た3人連れがいます
21)ショウウインドウのなかの像を見ている女性がいます
 お店の壁に描かれた模様には王冠が有るようです。何か具体的なモデルがあるのでしょう。
 デンマークのロイヤルコペンハーゲンとか・・・。ただ、展示品が食器ではなく、人形のようです。

22)銅像を見ている男の人がいます。
23)乳母車を押すお母さん。乳母車の中の子どもは、お母さんに話しかけているようです。

24)銅像が、ウインドウの壺?を見ている女性と同じような体格・衣装で、後ろから一緒に見ているように見えます。・・・・安野さんお得意のだまし絵ですね。うまく溶け込んでいます。
「旅の絵本の秘密」には、町の広場に立つポールの上の女性は、銅像ともとれるだまし絵のおもしろさがある(右上)とあります。
逆でしたか・・・。

25)カバンを持った女性と男性が話しながら行きます
26)空き缶を置いて、アコーデオンを弾いている人がいます。

27)門の下を男性がくぐっています。この門も随分変わったデザインです。
 フライブルクFreiburg市のマルティン門Martin's Gateがモデルではないかと思います。
 この門は、13世紀の初めに建設されました。その時には高さ22mだったそうで、1901年に増築されて60mになったそうです。絵本の門は、増築前の姿でしょうか。
 実際の門は中を市電が通っています。そして、McDonald'sと大書された看板が掛かっています。マクドナルドは地域名と言うことでしょうか?

28)p19の上に山羊がつながれています。
何かわけありのように思いますが、・・・???思い当たるものがありません。

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