マニュアル研究会研究成果

ネイチャーゲームの仲間、岡山の永井さん(ジャイアン)のマニュアル研究会では、
毎月、永井さんがお題を出して、それに仲間がアイディアを出したものを、まとめています。
その研究成果の一部を紹介したいと思います。


自然に関する本を紹介しよう
自然に関する本を紹介しよう

今回は、ネイチャーゲームや野外で活動するのに参考になる本の情報を集めました。
読むのに楽しい本、読んでみたい本、勉強にになった本など多くの方からの情報です。参考になれば光栄です。

● 『色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド』(小学館)
300種類以上の色、日本の伝統的な色や、外来の色など、いわゆる微妙な色合いの色名が分かる本。また、その色名のいわれ等も載っています。「森の色あわせ」にある色も、日本古来の色。カードの説明書に色名は載っていますが、なぜ、その名前なの が分かることで、関心が高まるのではないでしょうか。自然の中で気に入った色など、300種類以上の色の中から特定してみてはいかがでしょうか。

● 『野鳥を呼ぶ庭づくり』藤本和典 新潮選書 H17年 本体1000円
  帯に、「外来種は植えてはいけません」とあります。私も、先日オープンした徳島市植物園で、今後の運営方針ついての話し合われた際、外来種を極力押さえるように提案しました。個人の庭でも野鳥が来る庭づくりができるというすてきな内容です。

● 写真絵本 「森はオペラ」 姉崎一馬 クレヨンハウス
  森の草や木はまるでオペラを演じているかのようにさまざまな表情を見せてくれます。アクティビティの   
導入やまとめで効果的に使いたい。

● 絵本「むしのうんこ」 伊丹昆虫館編  柏書房
  タイトルどおり、虫の糞や食べものが写真とイラストで楽しく紹介されている。形や色もいろいろ、重さ、   
数と興味深い。最後は「うんこ」染めのやり方まで載っている。

●「ネコジャラシのポップコーン」 盛口満 木魂社
「ネイチャーゲームの森」の連載コラムでおなじみのゲッチョ先生の本。日本人の食文化をさかのぼり、食べられるはず!と思いついたらやってみる、食べてみる、よりおいしく食べようとする!好奇心と行動力がすごい。読みやすく、ゲッチョ先生の知識と好奇心満載の1冊 

● 「木の教え」 塩野米松
植物としてのいのち、木材としてのいのち、2つのいのちを持つ木。木とともに生き、木と語り、利用してきた日本人が、その経験から得た知識が書かれている。木からの教えは、木自身のことにとどまらず、人として考えさせられることも多い。

● 写真絵本 「ミミズのふしぎ」 皆越ようせい ポプラ社
  表紙の写真だけでも一見の価値あり。まさに、ミミズのふしぎを知るにはこれしかない!という感じです。 
ノーズなどのヒントづくりにも役立ちそう。

● 絵本 「22の色」 とだこうしろう Toda design
  子供向けの日本の色の本。色の名前が自然のものからつけられていることがページいっぱいの色と、シン   
プルなイラストで紹介されています。

● 身のまわりの木の図鑑 (単行本) 出版社 : ポプラ社【著】葛西 愛 価格:¥ 1,575 (税込)
みんなでトライ!ネイチャーゲーム 2,940円(税込) 金の星社発行 カラー写真・図版を中心に構成。すべての漢字にルビがふられ、小学生が自分で学習できるように工夫されています。10ゲームを収録。<私は誰でしょう><コウモリとガ><わたしの木><木の鼓動><ミステリーアニマル><動物の弁護士><フィールドビンゴ><ミクロハイク><夜は友達><天敵と獲物>●(社)日本ネイチャーゲーム協会著●金の星社発行●サイズ/218×293mm●48ページ

● 親子で楽しむネイチャーゲーム 1,220円 (税込)
16のゲームをイラストと写真でわかりやすく解説。お父さんお母さんのためのマル秘メモ、ゲームを通じて伝えられる自然のワンポイントアドバイスなど、ボリュームたっぷりの一冊です。●降旗信一著●善文社発行●サイズ/210×149mm●174ページ収録ゲーム:<木の葉のカルタとり><いねむりおじさん><わたしの木><カメラゲーム><動物ジェスチャー><サウンドマップ><ナイトハイク><サイレントウォーク><木のシルエット><フィールドビンゴ><目かくしトレイル><目かくし歩き><私は誰でしょう><カモフラージュ><大地の窓><森の設計図>

● 小学校の授業に生きるネイチャーゲーム スタート編 価格: ¥ 2,000 (税込)

● 社団法人日本ネイチャーゲーム協会 体験型環境教育研究会 (単行本 )

● ネイチャーゲームでひろがる環境教育 降旗 信一 (単行本)  価格: ¥ 1,890 (税込)

● 学校で役立つネイチャーゲーム20選―やってみよう!!ネイチャーゲーム 日本ネイチャーゲーム協会
(単行本(ソフトカバー))

●「野生の実践」ゲーリー・スナイダー 山と渓谷社 2000円。
改めて、自然とのつきあい方を考えさせる本でした。

● 「水の旅」  著者 富山和子   文春文庫

● 「沈黙の春」 「センスオブ・ワンダー」 著者レイチェル・カーソン  新潮社

● 「八甲田山死の彷徨」「先導者・赤い雪崩」「アイガー北壁・気象遭難」「孤高の人」などなど新潮文庫

● 「ネイチャーゲーム1〜4」 著者 ジョセフ・コーネル  柏書房

● 「どんぐりノート」 大滝玲子 文化出版局
いろいろなどんぐりをイラストと写真で説明しています。よく似たどんぐりの見分け方もこれを見るとよくわかります。どんぐりだけでなく葉っぱのイラストもあるので、春夏も楽しめます。うちの子ども達は、3人でこの本を見ながら、拾ってきたどんぐりの事をいろいろ調べています。小学生が自分で楽しく見られる本だと思います同じシリーズの「まつぼっくりノート」いわさゆうこ著 もおすすめです。

● 『ヒッコリーのきのみ』作:香山美子 絵:柿本幸造 発行:ひさかたチャイルド 本体1000円+税
冒頭の紹介文より「ヒッコリーのきのみをリスがひろって、あなにうめる。ひとつひとつ、しるしをつけてうめる。でも、あとでさがすとぜんぶはみつけられない。そしてーーーわすれられたみは・・・」という内容です。かわいらしい絵と、リスの親子の対話で進行するお話に、家でも3歳の娘のお気に入り絵本です。〈ごちそうはどこだ〉の導入・まとめにいいのではないでしょうか。

● 『自力と他力 五木寛之こころの新書』五木寛之 800円 講談社
一部引用します(P104〜105)・・生きつづけるにためには、動物も人間も超えて、ともに生きるいのちどうしの共感が大きな支えになるという思想も感じられます。・・・いまは日本でも、自然との共生感覚が失われつつあります。だから、人間社会から疎外されると、すぐに「浮いてしまう」という気持ちに襲われる。・・・しかしたとえひとりで生きていても、鳥や樹木や多くの自然と共存している感覚があれば、決してひとりだとは感じないでしょう。私はもう一度、かつての日本にあったような自然観−山や樹木と自分の間には深い関係があって、それらと交感するなかで自分が支えられているという感覚を取り戻したいと思っているのです。

● 『心で読みたい弘法大師のことば』東寺長者 砂原秀遍 1333円
近畿・四国の地方新聞社から出版されている書籍です。著者は真言宗総本山、京都にある東寺の長者さんです。これも一部引用します(P48)・・・今夜いただくお米の一粒、菜っぱの一束も私は作っていません。私の墨染めの衣も、誰かの手で作られ着させていただいております。・・・私は生きているのでなく、生かされていることに気づきます。私が生きるために支えてくれる人や環境がどれだけ多くて、有り難くてもったいないことでしょう。・・・生きとし生ける物全てが支え合い助け合う世界、それが仏さんの世界なのです。





 新着情報  マップ  ネイチャーゲーム  自然のおもしろクイズ  モヤさんの人と自然の出会い旅 コーネルさんの瞑想 ヨセミテの人と自然  旅の絵本を遊ぼう 行事案内  掲示板  フォールドポエム  わたしの暦  自然と遊びのリンク  お世話になった施設紹介  絵手紙展 対談ML入会  もやの世界