マニュアル研究会成果 目次


ネイチャーゲームの仲間、岡山の永井さん(ジャイアン)が、マニュアル研究会を作られています。
毎月、永井さんがお題を出して、それに仲間がアイディアを出したものを、まとめています。
その研究成果の一部を紹介したいと思います。


どんぐり博士になろう2007.1
コウモリとガについて考えよう2012.05
シングルウォーク(仮称)2007.3
動物交差点2012.06
自然の中で食べられるもの2007.4
海辺でできるネイチャーゲーム2012.07
大きなイベントはこうやろう2007.5
オリンピックにちなんだものを考えよう2012.08
気軽にできるアクティビティをみつけよう2007.8
17秋のイベントをこんな風にやろう2012.09
自然に関する本を紹介しよう2007.09
18ノーズって面白いな2012.10
子どもたちが集中する方法2008.01
19カモフラージュを考えよう2012.11
はじめまして2008.02
20冬を楽しんじゃおう2012.12
地球温暖化対策を考えよう2008.03
21地球にやさしい一工夫2013.01
自然のものを漢字で表してみよう2008.04
22ちょっとしたアレンジを紹介しあおう2013.02
イベントのテーマを考えよう2008.05/06
23カモフラージュとごちそうはどこだの合体版2013.03
地球温暖化防止ビンゴをつくろうの項目2008.07
4ミステリーアニマル2013.04
動物カテゴリーを考えよう 2009.02


ディスカバーウォークを研究しよう2012.03


フクロウとカラス」の問題を作ろう2012.04





どんぐり博士になろう

どんぐりについていろいろな情報を集めました。あそべることや豆知識などいろいろなこと例を挙げています。参考にしてください。

●遊べること、できそうなこと
どんぐりこま、やじろべえ 、どんぐりころがし、どんぐりボーリング、どんぐりすもう、どんぐりさいころ、どんぐり運だめし、どんぐりうらない、どんぐりで計算、どんぐりあて、 同じ物を二回引けば勝ち、どんぐりダーツ 的当て、どんぐりの背比べ、どんぐりジェットコースター、どんぐりで積み木、どんぐり王決定戦、どんぐり名前当て、どんぐりすくい 、スプーン一回で何個すくえるか、どんぐりとばし、どんぐりスプーンレース、どんぐり伝言ゲーム、どんなどんぐりをチームで選んだか、どんぐりクイズ、どんぐりわなげ、楽器(どんぐり笛、かくと笛、どんぐりでんでん太鼓)飾り(どんぐりネックレス、どんぐり髪とめ、どんぐりブローチ)、クッキング(どんぐり団子、どんぐり煎餅、どんぐりクッキー)遊び(どんぐりパチンコ、どんぐりミニ玉入れ

● ドングリの寄せ植え
 @ 芽を出す。  鉢に、赤玉土を入れドングリをまく。ドングリが隠れるくらい土をかけ、水を与える。乾燥しないように水をかけ春をまつ。
A 植え替え   芽が出てきたら、適当な鉢にうえかえ寄せ植えを楽しむ。
※いろいろなドングリを植えた方が楽しい。

● 生で食べられるどんぐり
日にちがたっちゃったどんぐりは、固くて、渋くて、とても食べられない。
 クリ(栗)、スダジイ(椎)、ツブラジイ(円椎)、マテバジイ(全手葉椎、馬力葉椎)、イチイガシ(一位樫)、シリブカガシ(尻深樫)、ブナ(木偏に無と科書く)、イヌブナ(犬ブナ)の8種類です。これらは渋みがなく炒って食べるとさらにおいしいです。ブナは、炒って食べたことはないけど、しばらく乾燥させてから食べるとクルミみたいな味で香ばしくてとても美味しいです。

● 他のドングリもたべられないものは無いようです。以下「ドングリの本」から抜粋です。
1. 少し渋みがあるので、水に晒してアク抜きして粉にしてから食べる。アク抜きせずに小麦粉と混  ぜてドングリ味のクッキーもできる。コナラ(小楢)、ナラガシワ(楢柏)、ミズナラ(水楢)
2. 青臭くてすこし渋いので、どんぐりの皮をはずし、水にさらしてアク抜きをしてから細かくつぶすか粉にして、何かに混ぜて食べる。カシワ(柏)、クヌギ(櫟、椚、櫪)、アベマキ(楾檪)、ウバメガシ(姥目樫)
3. 渋柿ほどではないが渋い。皮をはずしてよく水にさらし、アク抜きをしてから細かくつぶすか、粉にして何かに混ぜて食べる。アラカシ(粗樫)、シラカシ(白樫)、アカガシ(赤樫)、ツクバネガシ(衝羽根樫)、ハナガガシ(葉長樫)、ウラジロガシ(裏白樫)
※ 漢字は辞典で調べました。ブナはパソコンで変換すると「山毛欅」とでます。「やまけやき」とも読めますね。こう書くとすごく貴重な木のように感じられて、今の時代にマッチしています。ところがブナがたくさんあった昔は、材が腐りやすいということもあって「木偏に無し=木にあらず」と、見向きもしなかったそうです。その時代から生きてきたブナの木は、人間の気持ちのかわりように、さぞかしあきられていることでしょう。

● ドングリに卵を産み付けるのは、ゾウムシという昆虫です。
ゾウムシの仲間は日本に約670種あります。『象鼻虫』の意味でゾウの鼻のように長い口吻(こうふん)があります。シギは鳥のシギのくちばしに似ているところから。体長約1cm弱半分近くが口吻の長さです。この口吻を使ってドングリがまだ緑色をしていて柔らかい時期に、どんぐりにドリルのように穴を開け産卵管を差し込んで産卵します。ドングリが大人になるに従って、ゾウムシが産卵のために空けた穴は、人間のキズが直るように自然に目立たなくなってしまいます。川で釣りをした人は餌をいろいろ試してみた経験があるでしょう。その中でもクリ虫は効果があります。このクリ虫がゾウムシの幼虫なのです。落ちているドングリやクリの実を拾って密閉容器に土をいれて一緒において置きます。一冬おき春に土を返すと幼虫がたくさんいます。これが『クリ虫』です。餌やさんで買うと1匹いくらの値段です。栗の実に卵を産みつけるゾウムシはクリシギゾウムシですがよくも刺のある実に穴を開けるものだと感心します。栗は刺を作ることで害虫から実を守っている筈なのですが、上手がいるものです。 (以上ネットからの情報転載)

● いろんな情報があって、「7割くらいのドングリに卵が産み付けられる」といったものや「9割以上」という情報もあります。わたしは、自分の経験から後者の方が合っていると思っています。ゾウムシの仲間は、木に穴をあけて生活する仲間も多くて木材業を営む人達にはやっかいものだといえるでしょう。ただし、ドングリに卵を産み付けるゾウムシの仲間は、ドングリの実を食べて幼虫が大きくなる程度で、さほど「害虫」呼ばわりしなくてもいいように思います。普通カシとか、クヌギの実を食べる人間はいないですものね。「クリシギゾウムシ」は実った栗の実を食べるので、害虫になったのでしょう。栗を買ったり、もらったりしたら素早く茹でて調理することです。生のまま冷蔵庫に入れていても幼虫が出てきます。肝心なのは、少しくらいゾウムシの幼虫がドングリの実を食べても、ドングリ達はそのほとんどが根っこを出し、光の条件などがととのえば立派に発芽するのです。自然の共存関係が成り立っているのでしょうね。

 ●栗のイガの出来方
小さい時からイガの子供が出来ているというのが分かりやすいでしょうか。「アベマキ」のアフロは小さいときからアフロです。成長して大人になって、ドングリと一緒に落ちてくるのが大人です。栗もいっしょですよ。


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